楽しいむ〜さん一家

【寄り道】明石公園でお花見をしました。

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む~パパ、本当のところは山陽電車の前身である「兵庫電気軌道」の旧線跡をたどっていまして、旧明石駅なんぞを探そうと山陽明石駅に降り立ったのですが、天気も良いし「ついでに」花見もしようと明石公園にやって来ました。

お城のある町は間違いなく品格があります。明石や姫路の町は城下町の風情を今に伝えています。おかげで旧線跡探索が出来るわけですが・・・。
明石公園=明石城なのですが、現在も当時の櫓(やぐら)が2基残されており重要文化財に指定されています。こちらは南西側にある坤(ひつじさる)櫓。伏見城から移築されたものと伝わります。
もう1基が巽(たつみ)櫓。現在の明石警察署裏にあった船上城から移築されたと伝わります。元々は乾櫓、艮(うしとら)櫓と合わせ、4基ありました。坤櫓に隣接して天守台がありますが、結局天守閣は築かれませんでした。
2つの櫓はあえて向きを変えて設置され非対称になっており、このことが一種の音楽的なリズムを感じさせます。
桜の下には雪柳が咲き誇っていました。
城郭部の北に広がる「剛の池」。取材に訪れた4月2日、見た感じは5分咲きという状態でしたが、近くに寄ると下の方は満開で本当に見事なものでした。
今週はまさに見頃。次の土日まで楽しめるでしょうか・・・?
動物たちも春を楽しんでいます。公園はサギの巣がたくさん・・・。
高い建物が無かったその昔。ここに立つと明石海峡を一望できたはず。国防上重要拠点だったことがよく分かります。折しも山陽電車の6000系が姫路に向かって出発していきました。
この日はキッチンカーが多数出店していました。その中に懐かしいウォークスルーバン(トヨタ・クイックデリバリー)が。かつて「宅急便」用として全国を走った初代型。今となってはかなり珍しいと思われます。

と言うわけで、次回は本題である「明石旧駅跡を探す」をお送りしましょう。