せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

梅の香る・須磨寺を歩いて(中編)

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こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。
前回に続いて、須磨寺駅から綱敷天満宮を訪ねて歩いてみたいと思います。

綱敷天満宮の境内

まだ風は冷たいですが、明るい早春の日差しが差し込んでいます。
そのせいか、天満宮の境内も参拝客で賑わっていました。

牛と梅

境内の隅には牛の像があります。
牛は菅原道真の使いとされていて、天満宮にはつきものですね。その牛の像の向こうからは甘い香りが漂ってきます。

梅園

天満宮の裏手には梅園が広がっています。

天満宮に祀られている菅原道真と梅には深い関わりがあります。京都の道真の邸宅には梅が植えられていて、梅を題材にした歌を多数残しました。また、大宰府へ向かう際にはその梅の木に呼びかけて「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」という歌を詠んだことが知られています。いわゆる「飛梅伝説」では、梅は道真を慕うあまりに一晩で京都から九州へと飛んだとも言われています。

綱敷天満宮の梅

咲き誇る梅の良い香りには春の訪れを感じますね。

須磨寺商店街

綱敷天満宮を後にして、山側の須磨寺の方へも歩いてみることにしました。

次回も、梅の季節の須磨寺界隈を歩いてみたいと思います。

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