せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

姫路・大手前を歩いて(前編)

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寒さの厳しいころ、いかがお過ごしですか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

姫路城

今回訪ねたのは姫路
姫路城の天守閣が冬の日差しを浴びて輝いています。

光源寺跡

山陽電車の山陽姫路駅近くにあったのはこんな看板。
現在、この辺りは姫路の中心市街となり、大手前通りが姫路駅から姫路城へと延びていますが、かつては光源寺という寺院がありました。

現在の大手前通りが完成したのは昭和30(1955)年のこと、昭和20(1945)年7月3日の姫路大空襲で壊滅的な被害を受けた姫路市街の復興の際に整備されました。空襲で被害を受けて焼失した光源寺も道路の整備に伴って元の場所には戻らずに、移転しています。現在の大手前通りはお城が真正面に構えてまさに「大手前通り」という雰囲気ですが、実は近世までの大手前通りは一本西側の筋でした。今も、姫路城の大手門・桜橋は西側の中之門筋につながっていて、大手前通りはズレています。

光源寺

現在の光源寺は西側に進んだ先に佇んでいます。
戦後に市街地に建てられた寺院のせいか、新しく現代的な雰囲気ですね。

十二所神社

寺の向かい側は十二所神社で、神社との間に通る道路はその名も十二所前線です。

次回は姫路市街をもう少し歩いてみたいと思います。

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