せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

西神丘陵の大寺院・太山寺を訪ねて(前編)

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冬至を過ぎ、寒さの厳しくなってきた頃、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

太山寺バス停

山陽明石駅前からバスに乗って着いたのは太山寺バス停
反対の明石方面へのバス停の傍らには「西国廿五番」と記された石碑が佇んでいます。

太山寺仁王門

バス停の前には立派な門がそびえています。こちらは太山寺の仁王門です。

石畳の道

仁王門をくぐると、石畳の道が続き、民家や太山寺の塔頭寺院が建ち並んでいます。

太山寺は奈良時代の創建と伝わる古刹です。かつては現在以上の伽藍を持ち、多数の塔頭寺院を抱える大寺院で、近隣にとどまらず広く信仰を集めていました。前回まで訪ねた板宿からの道は三木への街道筋であると同時に、この太山寺への参詣道を兼ねていたともされています。

龍象院

太山寺にはかつて41もの塔頭寺院があったとされていますが、現在残されているのはわずか5か所のみです。この龍象院もその一つで、本堂の茅葺屋根が印象的ですね。

西神に佇む古刹・太山寺、次回はもう少し歩いてみたいと思います。

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