せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

見野古墳群を訪ねて(前編)

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雨の続くころ、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

山陽姫路駅

直通特急で到着したのは山陽姫路駅です。

見野古墳群バス停

駅前から神姫バスに乗って着いたのがその名も「見野古墳群前」というバス停です。

見野の景色

姫路市の中でも四郷町見野と呼ばれるこの辺り、山沿いにのどかな景色が広がっていました。こんなところに古墳が?

見野古墳群3号墳

集落を抜けた先にあったのが「3号墳」と書かれた古墳です。

見野古墳群は姫路市の東側、八家川沿いの山麓に築かれた群集墳です。築造時期は古墳時代後期の6世紀終わりから7世紀頃とされています。播磨地域の古墳では、五色塚古墳王塚古墳壇場山古墳が知られ、それと比べると小規模な古墳ですが、一つ一つを見ると巨大な石室が築かれたものが多くあり、有力者が埋葬された古墳であることがうかがえます。

3号墳の石室

3号墳の盛り土は流され、石室がむき出しになっています。横から内部を覗いてみると、思った以上の大きさで驚きました。石室だけの規模では姫路市内有数の規模とのことで、この地域の有力者が埋葬されていたのでしょう。

のどかな山麓に古墳が集まる見野古墳群、次回ももう少し歩いてみたいと思います。

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