せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

日本三奇・石の宝殿を訪ねて(前編)

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日差しが明るくなり、春を感じることが多くなったこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

宝殿駅

山陽姫路駅からJRに乗り換えて着いたのは宝殿駅です。

梅の咲く道

宝殿駅から住宅地の中を歩いていきます。
道沿いの家には所々に梅の木が植えられていて、かわいらしい花が咲いていました。

生石神社

住宅地を抜けた先の山腹に神社がありました。
こちらは生石神社(おうしこじんじゃ)です。

生石神社の石段

鳥居を抜けると山に張り付くように楼門のような絵馬殿があり、そこをくぐるような急な石段が設けられています。

生石神社の歴史ははるか昔にさかのぼり、3世紀頃の崇神天皇の時代の創建と伝わっています。大穴牟遅(おおあなむち)少毘古那(すくなひこな)という二柱の神がこの場所に石造りの宮殿を建てようとしたのが始まりという伝説があります。この時の宮殿が「石の宝殿」と呼ばれるようになり、今も生石神社のご神体になっています。

生石神社の境内

急な石段を上ると、ようやく生石神社の境内に着きました。振り返れば播磨平野が一望できますが、「石の宝殿」は伝説から1700年以上も経った今もこの拝殿の向こうにあります。

次回は石の宝殿を訪ねてみたいと思います。

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