せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

高取を歩く(前編)

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師走の頃、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

板宿駅

今回降り立ったのは板宿駅。地下にある山陽電車型コンビニも見慣れた景色になってきましたね。

商店街

駅前から続く商店街は買い物客で賑わっていて、早くもクリスマスの雰囲気です。

五位ノ池神社

商店街を抜けて住宅地の中を歩くと、小さな神社がありました。こちらは五位ノ池神社です。

「五位ノ池」というからには池があったわけで、古い地図を見ると五位ノ池をはじめ、多くの池が丘陵地帯に点在していたのを見ることができます。このため池で最も大規模だったものが山陽電車の西代駅の北東にあった「蓮池」で、こちらは奈良時代に僧・行基が築いたという伝説があります。今は住宅が建ち並んでいるこの辺りですが、かつては田園地帯で、ため池の水が田畑を潤していたのでしょう。

複雑な地形

北側の六甲山地から海に向かって傾斜が続くのが神戸の地形…と思いがちですが、この辺りは六甲山地の斜面の中に複雑に丘陵が入り組み、起伏に富んだ複雑な地形になっています。住宅地の中に目がくらむような高低差がありゾクゾクしてしまいますね。何度か書いたことがありますが、こうした高低差の景色がある意味神戸らしい景色のような気もします。

次回は山間の池の跡をたどりながらもう少し歩いてみたいと思います。

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