せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

加古川を見下ろす山・日岡を訪ねて(前編)

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寒さも厳しいころ、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

加古川線

加古川駅から一両の電車に乗って到着したのは加古川線の日岡駅
加古川の隣駅ですが、のどかな景色が広がっています。

日岡駅

日岡駅は加古川線の前身の播州鉄道が設置した駅で、100年以上の歴史があります。駅舎は戦後に改築されたものですが、昔ながらの木造駅舎が残っています。

日岡の街並み

駅から歩いてみることに。加古川沿いにそびえる小さな山の麓に日岡の街が広がっていました。

随身門

街の北側、山の麓に立派な門がありました。こちらは日岡神社随身門です。

日岡神社は東播磨地域では大きな神社で、読者の皆様の中には初詣に訪れたという方も多いのではないでしょうか。大きなだけでなく、古い歴史を持っていて、創建時期はわかっていないものの、一説には奈良時代の天平年間に遡ると言われています。紀元前の第12代景行天皇の皇后の安産を祈願した天伊佐佐比古命(あめのいささひのみこと)をまつることから、安産の神様とされ、多くの人々の信仰を集めています。

日岡神社の境内

まだ正月の雰囲気の残る境内は多くの参拝客で賑わっていました。安産の神様として知られていることから、安産祈願で訪れる人も多く見かけます。

日岡は日岡神社の街…と言いたいところですが、神社の背後にそびえる日岡山にはさらなる史跡があります。次回は日岡山へ登ってみたいと思います。

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