せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

神戸・春日野を歩いて(前編)

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残暑の中に秋の気配を感じるころ、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

阪神春日野道駅

阪神電車の新型車両「ジェット・シルバー」で到着したのは神戸三宮のお隣の春日野道駅

細いホーム

現在は上下のホームが向かい合う構造の春日野道駅ですが、かつては上下線の間に細いホームがあるだけでした。かつてのホームは今も埃まみれになりながらも残されていますが、今見てみるととてもホームには見えません。

商店街を歩く

駅を出て、商店街を歩いてみることに。いまどき珍しい活気ある商店街で、都心・三宮のすぐ隣にもかかわらず落ち着く雰囲気です。

かすがの坂

阪急電車の高架をくぐり、さらに山手に向かいます。目の前にはなかなか急な坂道と「かすがの坂」のアーチが。アーチの真ん中のナマズは春日野地区のキャラクターのようです。このなまずは阪急電車からよく見えるのですが、こうして地上から眺めたのは初めてです。

春日野といえば奈良を思い浮かべてしまいそうですが、そんな地名がここ神戸でつけられたのには今歩いているかすがの坂から北東にある籠池通にあった春日明神に由来していると言われています。この地域の昔話で、この春日明神の近くにあったその名も籠池になまずが住んでいたそうで、このキャラクターはその昔話にちなんだ「気のいいナマズ」という名前だそう。

気のいいなまず像

坂の途中のマンションの前に「気のいいナマズ」の像がありました。春日野を含む葺合地区は民話の里でPRをしているようで、この他にもキャラクターの像があるようです。

次回はさらに坂を上って春日野を歩いてみたいと思います。

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