こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。
前回まで網干を歩いて来たのですが、さらに揖保川を渡って網干区の浜田地区を歩いてみたいと思います。
揖保川の流れ
網干区の浜田地区は揖保川と中川に挟まれたデルタ洲状の地形になっていて、周りは川に囲まれています。橋の上から揖保川を眺めてみると、船溜まりがあり、のどかな景色が広がっています。
西方寺
浜田地区の街中に西方寺という寺院がありました。訪問時、参道は桜の花びらで真っ白でした。現在は新緑を楽しむことができるでしょうか。
龍門寺
ぼちぼちと歩いていくと、大きな寺院が現れました。
こちらは龍門寺という臨済宗の禅寺です。
龍門寺は江戸時代の寛文元(1661)年に創建された寺院です。創建にあたり、丸亀藩の京極家は用地を寄付し、地元の富豪の寄付や住民の土木工事の協力もあったとされ、地域を挙げて作り上げた寺院と言えるでしょうか。開創は盤珪永琢(ばんけいようたく)という禅僧で、「不生禅」を説いたと言われています。江戸時代にかけて龍門寺は発展し、播磨で有数の禅寺となりました。
龍門寺の境内
龍門寺の境内はいかにも禅寺という雰囲気で、静かです。龍門寺の境内はとても広いので、もう少し散策してみましょう。
次回も龍門寺から浜田地区を歩いてみたいと思います。
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