せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

港町・駒ヶ林を訪ねて(前編)

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すっかり春の盛りの頃、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

6000系コンビニ

今回訪ねたのは板宿
改札前の地下通路には名物?の山陽電車6000系のデザインのコンビニがあります。
コンビニを横目に地上へ出ることに。

長田港?

板宿の賑やかな街中で目についたのが「長田港」という表示です。 長田の海側には確かに港はありますが、長田港とはあまり耳慣れない名前で何だか気になります…。ということで、この長田港を巡って歩いてみたいと思います。

平忠度胴塚

板宿から浜側へ歩き、駒ヶ林地区に差し掛かりました。横道に入ったところにあったのが小さな祠。こちらは平忠度胴塚です。平忠度は平清盛の末弟で、 元暦元(1184)年に一の谷の合戦で戦死しました。平忠度の墓って山陽電車の人丸前駅の近くにもあったような気がするのですが、戦死したところがここ駒ヶ林であるとか、明石であるとか諸説があるようです。

平忠度腕塚

胴塚から家並の中を歩くと今度は平忠度の腕塚がありました。

家並の中の塚

案内通りに路地に入ると、道路なのか民家の庭なのかよくわからない空間に祠が設けてありまました。何とも目立たないのですが、路地の手前に「うでづか」と彫られた石碑があるなど案内は意外に充実しています。平忠度は歌道に優れていたとされ、唱歌「青葉の笛」にも歌われています。

長田港

寄り道をしつつ、ようやく長田港にたどり着きました。
小さな漁港ですが、埋立地に囲まれた入り江状の港はいい雰囲気です。

次回はこの長田港周辺を歩いてみたいと思います。

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