すっかり秋になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。
街路樹も色づいてきてそろそろ紅葉の季節ですね。
関西で紅葉というとやはり京都が思い浮かぶところですか、実は山陽沿線にも紅葉スポットがあります。
今回は紅葉狩りを兼ねた歴史散策ということで、神戸市西区にある太山寺を歩いてみました。
太山寺停留所
山陽明石駅前から神姫バスに乗って到着したのはその名も「太山寺」停留所。
太山寺仁王門
停留所からバスの回転地を挟んで太山寺の仁王門がそびえています。
太山寺参道を歩く
仁王門をくぐると、石畳の参道が続きます。
あまり人気がなくひっそりとしていたのですが、商店や太山寺の塔頭寺院(寺院の高僧が隠居した後に居住した子院)が建ち並び、この参道だけでも十分な風情があります。
安養院
塔頭寺院の中でも気になったのはこちらの「安養院」 。茅葺の書院と紅葉の景色がいい雰囲気ですね。こちらの書院は神戸市北区にあった江戸時代中期の民家を移築したものとのこと。
安養院は太山寺に数ある塔頭寺院の一つで、境内の庭園は神戸市内で唯一国の名勝に指定されています。作庭の年代や作者は不明とのことですが、岩を配置した枯池式枯山水と呼ばれるスタイルは安土桃山時代の手法とのこと。西神丘陵の寺院に安土桃山時代の庭園があるとは、ちょっと驚いてしまいます。この庭園、毎年11月に一般公開されるとのことですが、今年の公開は11月15日からということで…。ちょっと早かったようですね。
太山寺へ到着
参道の風情が実によく夢中になってしまったので前置きが長くなりましたが、やっと太山寺に到着しました。受付の方によると、紅葉の見ごろには少し早いとのことですが、境内の木々はかなり色づいていました。
次回は、紅葉を眺めながら太山寺の中を歩いてみたいと思います。
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