せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

「軍師官兵衛」展~兵庫県立歴史博物館

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春も深まり、夏の気配を感じるこの頃ですか、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

城門風のみゆき通

今回訪れたのは姫路
久しぶりに歴史部のメンバーとあまQさんが揃っての歴史さんぽです!
駅前からはみゆき通を歩いていくことに。
みゆき通の南側の入り口はアーケードの更新で城門風にリニューアルされていました。
歴史の町・姫路らしいエントランスですね。

顔を出す姫路城

歴史部メンバーのアンテナを何かと刺激する黒田屋官兵衛商店で足止めされたりしてなかなかみゆき通を抜けることができなかったのですが、何とか姫路城の前に到着。
素屋根の解体はかなり進展し、天守閣が見えてきました。

新緑と姫路城

顔を出した天守閣の屋根はまぶしいくらいに真っ白で新緑によく映えます。
公開再開が待ち遠しいところですが、今後は内部の工事に入るとのことで、オープンは来年3月です。

県立歴史博物館へ

今回の目的はお城の裏の兵庫県立歴史博物館で開催されていた大河ドラマ特別展「軍師官兵衛」です。歴史部の第一回目の活動で訪れた記念すべき場所ですね。
館内では黒田官兵衛ゆかりの資料が数多く展示され、なかなか見応えがあります。
特に、官兵衛が織田信長から与えられた名刀・圧切長谷部(へしきりはせべ)は一見の価値があります。

また、資料がどこで保存されていたのかというのもなかなか興味深いところ。
圧切長谷部は江戸時代に黒田家が治めた福岡市の福岡市博物館蔵なのですが、官兵衛のトレードマークの白檀塗合子形兜(びゃくだんぬりごうすなりかぶと)はなんと盛岡もりおか歴史文化館蔵とのこと。
その理由はというと、官兵衛から後の時代の話になりますが、官兵衛の孫の黒田忠之が家臣の栗山利章栗山利安(善助)の子)と対立し、「黒田騒動」と呼ばれるお家騒動が起こりました。後の処分で栗山利章は盛岡の南部藩の預かりとなり、その際に代々管理を任されていた官兵衛の兜を持って行ったそうです。
…というのは、同行した歴史部顧問の民部卿(みんぶきょう)の受け売りなのですが、大人数で見学に行けば様々な着眼点があり、勉強になりますね。

城見台公園より再び姫路城を望む

県立歴史博物館での大河ドラマ特別展「軍師官兵衛」は残念ながら5月6日で終了してしまったのですが、大河ドラマで盛り上がる姫路はまだまだ見どころたくさんです。
官兵衛の足跡を訪ねて、姫路を歩いてみてはいかがでしょうか。

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