せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

花隈城をたずねて

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こんにちは、玄蕃允です。

荒木村重のゆかりの地である花隈城に行ってきました。
阪急花隈駅より歩いてすぐのところにあります。

現在は公園となっています。



花隈城は天正2年(1574年)、織田信長が中国地方への勢力拡大のために荒木村重に命じて造らせた城と言われています。

この場所は東の旧生田川、西の宇治川の間にあり、南は西国街道と海が広がる要衝の地でした。別名として鼻隈城とも書かれ、ちょうど台地の先端(鼻)にあたる土地であるため、この名がついたともされています。

花隈城址の碑


現在の花隈公園は城全体の一部分であり、東西約350m、南北約200mが城の範囲と考えられています。



荒木村重は謀反を起こし有岡城に籠城しますが、この花隈城は毛利や本願寺から別所氏が立てこもる三木城への補給の重要な中継地点となっていました。村重は有岡城の落城後1579年には花隈城に入り織田信長と戦います。信長の家臣・池田恒興に攻められ、三木城が陥落した後も踏ん張りますが、1580年夏に花隈城は落城します。落城後、荒木村重は毛利氏を頼って落ち延びました。



公園は高台になっており、眺めもよいです。
ぜひ花隈城址に足を運んでみてください。

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