せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

晩春の魚住を歩いて(後編)

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こんにちは、内膳正です。

前回の薬師院から引き続き魚住を歩いてみることにしましょう。

味わいのある道

薬師院の前の道路はこんな景色。
まっすぐのようで少し蛇行しているのが、いかにも人が通って自然にできた昔ながらの道という感じです。
西国街道や旧浜国はここより北西を通っているのですが、この道も昔はそれなりに往来の多い道だったのかもしれません。

茨木酒造 レンゲ畑の向こうには立派な瓦屋根の建物が。
この建物は「来楽」(らいらく)という銘柄の日本酒を造っている茨木酒造という造り酒屋の建物です。

酒蔵へ

ちょうどイベントを開催中だったので、ちょっとお邪魔して、日本酒をお土産に買って帰ることに。
中については、たいたいさんが以前に訪問されているそうなので、詳しくはこちらへ。
この辺りは摂津の灘に対して「西灘」と呼ばれる酒どころで、今も数軒の造り酒屋がお酒を造っています。
茨木酒造は嘉永元(1848)年創業とのことで、ペリーの黒船来航の頃からこの地で酒造りをしていることになりますね。
敷地内の建物は、明治期の精米所や仕込蔵、大正期の洋館などが兵庫県の景観形成重要建造物等に指定されています。

小径

酒蔵の横にはこれまたいい雰囲気の小径が。
板張りの塀と未舗装の道が何とも味わい深いです。
ただし、この小径は私道らしく、通行禁止とのこと。
このまままっすぐ道路の方を歩いていきましょう。

次に見えてきたのは…といきたいところですが、ちょっと長くなってしまったので、次回に続きます。

今日からゴールデンウィーク後半戦ですね。
有名観光地もいいですが、ちょっとしたことが楽しくなる町・魚住へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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