こんにちは、玄蕃允(げんばのじょう)です。
山陽電車のキャンペーンで、須磨の桜は「敦盛桜」(あつもりざくら)ということで、須磨離宮公園にお花見に行ってきました。
山陽電車の月見山駅より、「バラの小径」なるなんとも小洒落た道をのんびり歩きます。
バラの 小径 正門
ちなみに現在、「さくらめぐりバス」がこの離宮公園や須磨浦公園、須磨寺公園、妙法寺川公園を無料で回っており、とってもお得みたいです。
この離宮公園ですが、西本願寺の別邸を宮内省が買収し、大正3年に完成させた武庫離宮がもとになっています。離宮御殿など建物の大半は戦災により焼失してしまいますが、復元され、天皇のご成婚記念として1967年に神戸市に下賜されました。
さらに併設されている植物園は、山崎豊子の『華麗なる一族』のモデルとなった岡崎財閥の敷地と建物を神戸市が買収したものだそうです。
なんともゴージャス!!
まるで宮殿にいるような感覚です。
そして肝心の桜はというと・・・
アスレチックと桜
須磨の海と桜
つつじと桜
この土曜日の写真です。場所によっては見ごろですが、全体的にもう少しかな・・・
今週がちょうどいいのではと、勝手に予想しています。
ちなみに椿や菜の花もきれいに咲いていました。
離宮公園のあるこの月見山ですが、平安時代の歌人・在原行平(ありはらのゆきひら)が須磨にわび住まいした時、秋月を眺めた山に由来しているそうです。
傘亭 月に映えます
以来、須磨は月見の名所として、江戸時代の観光ガイドにも「行平月見の松」が紹介され、松尾芭蕉などが訪れています。
行平月見の松跡
最後に月見山展望台とその景色
須磨の海が見渡せ、開放感でいっぱいです!!
山陽電車からはお得な「須磨離宮公園散策きっぷ」が発売されているそうなので、ぜひお花見を楽しみに須磨離宮公園までお出かけ下さい。
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