山陽沿線 まちガイド

山陽沿線9月のイベントをピックアップ!

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9月も山陽沿線はイベント盛り沢山!今回も駅ポスターからいくつかピックアップしてご紹介します。まずは姫路のイベントから。



9/1(土)2(日)と2日間、地ビールの祭典「麦祭」が姫路の大手前公園で開催予定!日本の誇る各地の地ビールが揃い、姫路和牛の絶品グルメや全国のご当地キャラも集結。ビールやグルメ好きにはたまらないイベントです!



山陽電車の9月といえば「山陽ジャズトレイン」も外せません。事前申し込み締切が8/31(金)までなのでご注意を!こちらからお申し込みください。そして9/15(土)16(日)のナイトイベント「たかさご万灯祭」も楽しみです。



9/15(土)16(日)は川崎重工業の企業ミュージアム「カワサキワールド」で開催される「鉄道模型走行会」にも注目。鉄道好きにはたまらないイベントです!

9月のおでかけも山陽電車で!HPのイベント情報を参考に、是非お出かけしてみてはいかがでしょうか。

山陽電車の歴史を物語る!?古レールを発見

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以前高砂へ取材に行った帰りにホームで待っていると、あるものに気が付きました。



こちらのベンチ周りのホーム上屋。よく見ると…



古レールが使われているようです!このパターン、当ブログで以前にも11/26の東垂水駅の記事や、3/12の霞ヶ丘駅の記事でありました。高砂駅でも…



「MEIKI」の文字を発見!さらに…



「1922」と年代も確認出来ます。どうやら東垂水駅や霞ヶ丘駅同じように「MEIKI」は山陽電車の前身「明姫電気鉄道株式会社」を指すと思われ、この柱は大正12年(1923年)の明石~姫路間開業当初に敷設されたレールが転用されたのかもしれませんね。

山陽電車の歴史を物語る古レールと見られる柱、高砂駅にもありました。ご利用の際はちょっと注目してみても良いかもしれませんね。

レトロな近代建築が点在する「高砂」へ!

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街なかにレトロな近代建築が点在する「高砂」。今回もいろいろと紹介します!



まずは銀座商店街の西側出入口にある「旧高砂通運本社屋」。昭和14年に建てられ、現在は1Fが浜名湖産の鰻が名物の「浜名湖鰻 うな高」、2Fが「高砂町歴史資料館」として活用されています。



見た目には分かりづらいですが、なんと木造建築!近代建築によく用いられる、外側に溝が入ったスクラッチタイルが特徴的。レトロな雰囲気は今でも健在です。



すぐ北側には昭和の風情漂う銭湯「梅ヶ枝湯」が。西側に廻ってみると…



これは凄い!ここだけ戦前で時代が止まったような佇まい。築年は不明ながらレンガの煙突や木造の趣が味わい深い激渋銭湯で、しかも左をよく見ると薪がチラリ。梅ヶ枝湯どうやら薪風呂が健在のようです。



かつて加古川の河口に栄えた港町の風情が街の至る所に。



この「セイエイカン」もシンプルながら戦前の雰囲気が残っていて、かつては同名の「清栄館」という映画館だったようです。



よく見ると細やかな装飾が。高砂を象徴する、水路を進む小舟をイメージしているようにも見えます。現在は1Fでレトロな古道具の販売やカフェがあるようで、ちょうど撮影日が定休で残念!面白そうな店舗なので、機会があれば紹介します。

他にもまだまだ近代建築があるようです。また高砂へ取材へ行くことがあれば随時紹介していきますので、お楽しみに!

 

高砂で近代建築を巡ります!

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工業都市として栄えた高砂駅周辺は、戦前に建てられたモダンな近代建築が今でも多く残る街。数回に分けて、気になった近代建築をいくつか紹介していきます。



まずは「高砂市商工会議所会館」。旧高砂銀行本店として昭和7年に建てられ、銀行だけあってどっしり重厚感のある建物です。



細やかな装飾も見応えがあります!



2つの円柱が入口を挟む、銀行建築としては定番のスタイル。外壁の一部には地元で採石される竜山石が使われ、地域のランドマークとして親しまれています。



商工会議所からやや南側に位置する、こちらのこぢんまりとした近代建築も見逃せません。「旧高砂消防会館・南本町巡査派出所」として昭和10年に建てられ、つい最近まで高砂消防分署として使用されていたようです。



平屋部分の旧派出所はまるでドラマのセットに登場しそうなレトロな雰囲気ですね!

今回はここまで。次回以降も高砂の近代建築を巡ります。

 

高砂で異人館を発見!

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高砂でブログネタを取材中、風情ある小径の一画に凄い建物を発見。



なんと異人館。神戸の北野異人館街にある「萌黄の館」などにそっくりです!門には魚町倶楽部とあり、どうやら高砂で操業する三菱製紙高砂工場の厚生施設として使われているようです。



明治34年に外国人技師の居住施設として建てられたもので、下見板張りの壁面、ガラスで囲われたサンルーム、窓の鎧戸など典型的な明治の異人館スタイル。まさか高砂にあるとは思いませんでした!普段は非公開で、どうやら秋の「たかさご万灯祭」で一般公開の機会があるようです。

ぶらりと歩けば、高砂の魅力発見!他にも面白い建物をいくつか発見したので、機会を見て紹介していきますね。

 

廃線跡の桜並木はすぐ近く

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沿線には桜をまだ楽しめるスポットがあります!



山陽電車の線路の隣に続く桜並木。かなりボリュームがあって緑あふれる美しい桜スポットなんですが、ご存じでしょうか?



実はこの道、かつて高砂駅付近を走っていたJR高砂線跡なんです。



しかも同じ場所に山陽電鉄旧高砂駅跡の碑が。鉄道にゆかりのある桜並木の道は高砂駅から東へ歩いてすぐの場所にあり、今の季節は電車からも美しい桜を楽しめます。



かつて線路だった美しい直線の道。時折聞こえる山陽電車の音と桜。ゆったりとした時間が流れ、今だと舞い散る桜吹雪も楽しめそうですね!



線路跡を東へ進むと加古川の河川敷へ。ここは絶好の山陽電車撮影ポイントです。

高砂駅から程近い美しい桜スポットへ。是非足を運んでみてはいかがでしょうか。