山陽沿線 まちガイド

今年は神戸開港150年!パネル展が開催中

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明けましておめでとうございます!酉年の2017年も「山陽沿線 まちガイド」で耳より沿線情報をお届けして参ります。よろしくお願いいたします!

2017年は「神戸開港150年」で神戸の街が大いに盛り上がります。年間を通じてイベントが目白押しで、もう早速「神戸開港150年パネル展」が開催中されています。

神戸開港150年パネル展

場所は「そごう神戸店」の9F。入場無料で写真撮影もOK!

鳥瞰図

一際目を惹くのが神戸港を鳥の目で描いた「鳥瞰図」。よく見るとビルの室外機や小さなモニュメントまで精密に描かれ、船の進水式や出港時に旗を振る人など港を象徴するシーンまでこだわった超大作!奥の上下に並んだパネルは、昔と今を同じアングルから比較出来るように工夫されています。

明治時代神戸港古写真

幕末から現代まで、写真・ポスター・年表などを駆使して紹介。古写真は特に興味深いもの。

神戸港航空写真

昭和53年だと神戸ポートタワー東側のメリケンパークはまだ無く、貨物船と陸の間で荷役作業を行った艀船の姿が見えます。左下の倉庫群は現在のハーバーランド。

神戸市街古地図

山陽関連だと、大正10年の「神戸開港50年記念地図」にご注目。真ん中右端に「兵庫駅」があり、北西方向に路線が延びて川を越えると現在の山陽電車の前身「道鐵氣電庫兵」の文字が。そして「池蓮」の文字はかつて行基が灌漑用の池として築いた蓮池を指し、今は埋め立てられ西代駅の北側「西代蓮池公園」となっています。

幕末の開港をきっかけにさらに港町として発展を遂げてきた神戸。その歴史を資料と共に振り返ってみてはいかがでしょうか。1/3(火)までの開催ですのでお早めに!

 

無料の展望広場へGO!

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舞子公園駅前の商業施設「Tio舞子」をブラブラしていたら床サインを発見。

Tio舞子展望広場の看板

なんと展望広場の文字が。これは気になる!Tio舞子に展望広場があったなんて知りませんでした。早速行ってみると…

Tio舞子展望広場からの明石海峡大橋

開放感のあるいい眺め。とにかく海が綺麗!この素晴らしい海の近くを走る山陽はまさに「シーサイドエクスプレス」ですね。

ちなみに対岸の淡路島は、文化庁が認定する「日本遺産」に【『古事記』の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」 ~古代国家を支えた海人の営み~】として選ばれているってご存じでしたか?

Tio舞子展望広場から西側を見たら山陽電車が撮れる

西には明石市立天文科学館も見えて、山陽電車もこんな感じで撮ることが出来ますよ。

夕暮れ時の明石海峡大橋

一番のオススメは夕暮れ時。水平線に夕日が沈む様子が美しい!夜は橋がライトアップ。

お好きな時間帯に是非、Tio舞子の展望広場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。これから寒くなりますので、暖かくしておでかけ下さいね。

安い・早い・旨い!港の食堂「ピアハウス はとば」

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安い・早い・旨いの三拍子が揃った食堂が神戸ハーバーランドの近くにあります!

ピアハウス・はとばへの道

モザイクから程近い、「コーナン」と「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」の間に見える建物にご注目。

ピアハウス・はとば外観

ここに神戸港で働く労働者のための福利厚生施設「神戸港湾労働者福祉センター」があって、なんと1Fの食堂「ピアハウス はとば」は一般利用も可能なんです。

ピアハウス・はとばAセット

選べるおかず2品・ご飯・みそ汁が付くAセットが500円と超お得!しかもお肉・野菜・玉子など働く人のことを考えたバランスの良さ。しっかりとボリュームもあって、味も申し分ないですね。

他にもかけうどん150円、オムライス350円など安い・早い・旨いの三拍子揃ったメニューがズラリ。日替わりでサービスランチもありますよ!是非こちらでチェックしてみて下さいね。

平日・7:00~15:00(土曜日は13:00まで)、日曜日・祝日・年末年始は休業日です。

兵庫県最南端の鉄道駅を探索!

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兵庫県最南端の鉄道駅が山陽電車にあるってご存じですか?

東垂水駅

海に臨む絶好のロケーション!高台にあって淡路島や明石海峡大橋が間近に迫る「東垂水駅」が、実は兵庫県最南端に位置する鉄道駅なんです。

ポートライナーの神戸空港駅が最南端のように感じますが、わずかながら東垂水駅の方が南に位置しています。そんな東垂水駅を探索すると、面白いものを発見しました。

東垂水駅の下りホーム上屋

下りホームの上屋にご注目。柱をよ~く見ると…

東垂水駅下りホーム上屋の古レール柱

なんと古レールが使われています!断面が正にレールの形をしていて、さらに観察すると古い刻印を読み取ることが出来ました。

古レール刻印1922

よく見ると「1922」の数字が。1922年は大正11年で、当時敷設されたレールが東垂水駅下りホーム上屋の柱に転用された可能性があります。さらに詳しく見ると…

古レール刻印MEIKI

右の方に逆さになった「MEIKI」の文字がかろうじて読めます。このMEIKIは山陽電車の前身「明姫電気鉄道株式会社」を指すと思われ、明石~姫路間の開業が大正12年であることを考えると、明石~姫路間開業当初に敷設されたレールが転用されたのかもしれませんね。

山陽電車の歴史を物語る古レールと見られる柱を、まさか東垂水駅で発見出来るとは思いませんでした!このような古レールを柱に転用した駅は他にもありますので、また追々紹介していきますね。

メリケンパークの未来予想図

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2017年4月のリニューアルを目指して工事が着々と進む、神戸港のメリケンパーク。その様子をチラッと見てきました。

メリケンパーク工事中

今はフェンスでぐるりと囲まれていて、芝生や海に面した部分は入れなくなっています。ハーバーランドに向けてフェンス沿いをぶらぶら歩いていたら…

メリケンパーク工事完成図

なにやら興味深い、完成予想図を発見。どうやら今までよりももっと過ごしやすくなりそうな、楽しみな空間に生まれ変わりそうです。

メリケンパークのスタバ

注目は新たにオープン予定のスターバックス!海が見えるスタバとして、異人館スタバと並ぶ観光名所になりそうな予感ですね。

メリケンパークの桜並木

春は桜並木が楽しみ。芝生でのんびりしながら花見をするのがいいかも。こんな広場を待ってました!

フィッシュダンス

東側入口にある「フィッシュダンス」付近も、リニューアルで歩きやすくなりそう。

リニューアルが待ち遠しいメリケンパーク。新たなおでかけスポットとして注目を集めそうですね!