のんびりウオーキングdiário

お写経 @奈良 薬師寺

投稿日:

お盆ですね

暑いさなかですが、奈良の薬師寺へ
お写経をしに行って来ました



山陽沿線から奈良には、奈良 斑鳩1DAYチケットがおすすめshine.gif
電車は1日乗り降り自由なほか、奈良交通バスでも使えるうえ
指定の優待施設では、入場料の割引などの特典がついています



しかも阪神三宮から近鉄奈良までは、乗り換え無しの直通で行けるなんて

本当に便利になりましたね(^。^)


さて

近鉄西の京駅で降りると、すぐ薬師寺です

薬師寺には、写経のための道場があり、数百人は入れそうな広さです



入り口を入って申込書を書いて、納経料を払うと
広い廊下を渡った突き当りに道場があります



道場の前には、お写経の心得と丁子が





丁子は、口に含むと体内を清める効果があるそうで
写経の間、口に入れたまま行うそうです

受付でいただいた輪袈裟を首からかけて丁子を一つ口に含み、
道場に入ります

道場の中は、皆さん真剣に書いておられるので撮影は控えましたが

写経のお手本と筆、墨、硯などがセットされた机がズラリと並んで壮観です

机に向かう前に、手前に置いてある可愛い象の香炉を跨いで入るように言われました

この象も、身を浄化してくれるそうです


席について備え付けの心得を読み、心を鎮めながら墨をすります

墨が字が書ける濃さになったら、少し試し書きをして

いよいよ般若心経の写経を始めます

最初は筆と墨の加減に慣れず、太過ぎて読めない字になったり
薄くかすれた字になったりで、それを気にして雑念だらけでしたが

般若心経も半分を過ぎる頃には
穏やかな気持ちで、ただただ筆を運んでいました



書き終わると、先祖供養と家族の健康を願う文言と
名前と住所を書き添えて

道場の奥にある台へお経を納めます

このお経は、永代供養していただけるのですが
墨もしくは鉛筆で書かれたものは、千年後でも残るのだそうです

筆ペンやボールペンの文字は、100年ぐらいでかすれて見えなくなるそうです


この薬師寺は、かつてこのお寺の管主であった高田好胤氏のこの言葉でも有名です




私はまだまだ、こういう悟りの境地には至りませんが

この境地を目指す気持ちは持っていようと思います


さて

納経後は、別のお堂でおうどんを出してくださいます

ちょうどお昼時でお腹が空いていたので

大変美味しくいただきました(^^)



この後は、平山郁夫画伯の壮大な壁画がある玄奘三蔵院伽藍を拝観したり

華麗な金堂で楽しくて為になる講話を聴いて



庭の美しい蓮の花に目を奪われながら



世界遺産でもあるお寺を後にしました




静かな心落ち着く時間を過ごしたくなった時には

ぜひ一度 お出かけください(^^)
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薬師寺

奈良市西の京町457