のんびりウオーキングdiário

六甲山 山登り(塩屋~板宿)

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お盆休みも終わりましたね

あまりの暑さに散歩やジョギングもできず、パワーが有り余ってしまったので
近所のプールで毎日泳いでいたのですが、それでも足りず

六甲山へ山歩きに行ってきましたfuji.gif
 

六甲山は、塩屋から宝塚まで縦走できるほか、登山口が街から近い場所も多いので、好きなところから入って好きなところで下山する、プチ登山もできるのが良いですね

今回は、縦走ルートの西の端、塩屋から出発することにして

山陽塩屋駅に朝9時集合、まずは旗振山へ

駅から北へ向かうと、ところどころに目印があります



 

山道に入ってしまうと日陰も多く、こんな気持ちのよい木陰の道を登っていきます



1時間しないうちに、須磨浦山上遊園横を通って旗振山頂上へ到着

お茶屋さんもあるため、既に何組かのハイカーのみなさんが休憩中でした

一人歩きの方も、多い様子

来た道を振り返ると、遠くに淡路島を望む絶景です



水分を補給し、日焼け止めを塗りなおして、六甲縦走路を鉄拐山へ

それほどアップダウンもなく、20分ほどで到着しました



そこからさらに20分ほど歩いて、高倉山到着



ここからは、眼下に高倉台の街が、さらに東には須磨から神戸中心部にかけての景色が広がります

 

ここから少し歩くと、おらが山公園

展望台のほか、お手洗いや飲み物の自動販売機もあるので、休憩や水分補充もできます

この時点で10時半過ぎ

滝のように流れる汗と、どんどんきつくなる日差しを除けば、山道も景色も申し分なしhappy01.gif
この後に、猛暑と悪夢のような階段、どうせまた登るのにいったん降りなければならない山道の理不尽さなどに苦しむことになるのですが、この時点ではまだ優雅に、いったん高倉台へと下山していったのでした

下山後、次の栂ノ尾山までは街中を通るため、スーパーで水などの補充もできます

そして住宅街を抜けると再び栂ノ尾山へ

この階段 ご覧ください



先が見えません。。。

ただ登るのも面白くないので、数えながら登りました

とりあえず、一直線につながる部分だけで、324段

このあと、曲がったりしながら続く階段を含めれば、400段近くあるそうです

ときどき振り返って明石大橋を写したりしながら登ります



まだ余裕はあるものの、休憩回数が増えてきました

階段を登り終えると、ほどなく栂ノ尾山の展望台に着きます

ここのベンチで座って休憩し、軽いおやつと水分を補給

この先には、横尾山そして須磨アルプス「馬の背」が待っています

横尾山頂に着いたのが11時45分



そしていよいよ「馬の背」

ぼろぼろ崩れる花崗岩の尾根を、階段やロープ伝いに進みます



この急な階段を下りたのかと思うと、よくやった!と思いました



馬の背を過ぎると東山

ここからは、一度横尾の住宅街へ下山します。

そろそろ疲れも出てきて、日差しもきつい14時

平坦な道なのに、なかなか足が進みません

横尾の街中のショッピングセンターに入り、昼食休憩にしました

やっと汗もひいて、少しパワーチャージできました

 

次に目指すは、高取山

今日最後の山なので、気合いを入れ直して、途中で妙法寺にお参りしながら登山口を目指します

しかし この高取山

妙法寺側からの登山口は、かなり分かりにくいところにあります

私も、1人だったら見つけられなかったと思います

迷いそうなときは、早めに地元の方に聞いてみることをお勧めします

そして 高取山の登り。。。きつかったです

通常なら30分程度の道のりだそうですが、疲れで足が上がらず、小一時間かかってしまいました

頂上の三角点!



やっと終わった~ もう登りはないー!

・・・と思いきや



まだ最後の難関が。。。

山頂の、高取神社と荒熊神社

ここまできたら、お参りしないわけにはいきません

這うようにして登り、お参りを済ませ、後ろを振り返ると

今日一番の絶景が広がっていました



写真では小さすぎてお伝えしきれません

ぜひ皆さんに、ご自分の目でご覧いただきたいです(^^)

 

高取山から板宿方面へ降りる道は、神社の参道にもなっているからか、整備されたコンクリートの道でした

いくつかのお茶屋さんを通り過ぎながら、長田区上池田付近へ下山

妙法寺側とは違って、板宿側から高取山に登られる場合は、登山口に看板もありますし参道も整備されているので、迷うことはなさそうです

さてclover.gif
上池田に、神戸珈琲の本店があると聞き、連れて行ってもらいましたcafe.gif
1軒の洋館がまるごと神戸珈琲の建物で、1階には焙煎工場と持ち帰り用のギフトショップ、2階が喫茶室になっていました

ゆでダコのようになって歩いた後のアイスコーヒー。。。

なんとも言い難い、まさに求めていた苦みと冷たさに、生き返りましたshine.gif
少し落ち着いてから店内に目をやると、なかなか良い雰囲気です



珈琲の種類も多く、いろいろ試してみたくなります

次は、ゆっくりランチに伺いたいですconfident.gif
 

1階のショップでは、家族へのお土産に、こちらを購入しました



しっかり苦みもあって、美味でしたよwink.gif
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六甲山縦走(塩屋~板宿)

●総歩行距離

18Km(塩屋駅→旗振山→鉄拐山→高倉山→栂ノ尾山→横尾山→東山→高取山→神戸珈琲店→板宿駅)

●時 間

5時間(昼食休憩・最後のお茶の時間を除く)

●コメント

今回のルートは、六甲全山縦走路の一部をほぼ忠実に歩きましたが、これ以外にもハイキング向きのルートはあります。旗振山から須磨浦公園駅の方へ下山したり、高倉台や横尾の街へ降りたところで様子を見て続けるかどうか決めることも可能です。好きなところから登って、好きなところまで歩けるのが六甲山の魅力のひとつだと思いますconfident.gif
 

●リンク

六甲山(鵯越から摩耶山)

有馬~六甲最高峰 その1

有馬~六甲最高峰 その2

●神戸珈琲物語 上池田本店

神戸市長田区上池田6-8-23

営業時間 平 日 9:00~19:00

土日祝 8:00~19:00



 

神戸 移民の道 Parte2

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前回のブログでご紹介した「海外移住と文化の交流センター」の建物から、メリケンパークへと続く道「鯉川筋」



当時移民の道と呼ばれたこの道沿い、特に「国立海外移民収容所」周辺には、ブラジルへ旅立つ人々が日本最後の買い物をするための様々な店が立ち並んでいたそうです

渡航後の生活で使用する日用品、珈琲農園で働くための労働服などが売られていたそうですが、現在は既にそうした店はありません

阪神淡路大震災の前であれば、店構えぐらいは残っているところもあったかもしれないと思うと、「知るのが遅すぎた」と思わずにいられません

 

それから1つ驚いたこと

石川達三の小説「蒼氓」を読むと、当時の「国立海外移民収容所」からは、国鉄三ノ宮駅を経由して、神戸港まで1本の道でつながっている・・・と書かれていて

鯉川筋沿いに三ノ宮駅・・・?と思って調べてみると

当時、元町駅は存在せず、今の元町駅とほぼ同じ場所に三ノ宮駅があったのですね

1931年、高架駅化に伴って現在の三ノ宮駅の場所に移転し、その3年後に元町駅が設置されたそうです

それまでは、そごうも元町にあったとのこと

初めて知りました

 

さて

当時の面影を探すのは難しいものの、現在の鯉川筋沿いにも、「移民の道」に因むものがいくつかあります

 

まずは、春になると黄色い花を咲かせる「イペ」の木





ブラジルを代表する花として、2008年にブラジル移住100周年を記念して道沿いに植樹されました

元町駅東口を出て大丸方向へ向かう横断歩道の横に「イペMAP」が設置されています



この地図を見ると、鯉川筋沿いに満遍なく植えられていることがわかります

 

そして、このMAPの近くにあるモニュメント



「FROM KOBE TO THE WORLD」

と彫られており、移住者のための石碑だそうです

 

次に ここから視線を東に向けると、いつもなら特に意識もせず通り過ぎる元町駅交番



ブラジルの荘園の建物をイメージし、コロニアル風の設計なのだそうです

写真は見づらくて申し訳ないのですが、屋根の上の尖塔にはステンドグラスが入っていて、教会を模しているとも言われています

 

そして

移住する人々が最後に目にした日本の風景である神戸港



現在のメリケンパークを南端へと歩いたところに、彼らの記念碑があります







この家族の視線の先は、ブラジルのある方向だそうです





現代の我々が、震災後に整備された護岸から眺める景色は

彼らが目にした景色とはかけ離れているのでしょうが・・・

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メリケンパーク

神戸市中央区波止場町2

神戸 移民の道

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RIOオリンピックもたけなわですね

今回は、7月12日のブログで触れた ブラジルに縁のある道のお話です

 

昔「移民の道」と呼ばれたその道は

元町の 鯉川筋

 

諏訪山の麓から南へ走り、大丸神戸店の西側を通って、メリケンパークへと続く道です

この道の起点は、阪神元町駅から北へ坂道を15分ほど上った突き当りの 黄色い大きな建物



「海外移住と文化の交流センター」です

昔は「国立海外移民収容所」と呼ばれており、神戸港から船で南米、おもにブラジルへ移住する人々が全国から集まり、出港までの日々をここで過ごしました

その数は、昭和46年に神戸港から最後のブラジル移民船が出港するまで、述べ25万人にもなるそうです

現在、この建物には日伯協会などブラジル関連の団体が入り、さまざまな活動をされていますが

1階と2階には移住ミュージアムが開設されていて

移民収容所当時の資料や写真、移民となった人々ゆかりの品々が展示されているほか、当時の部屋の様子が再現されています

 

7月のブログで掲載したこの石碑は、建物の前にあります



この建物で日本最後の夜を過ごし、神戸港で待つ船へと鯉川筋を歩いて行った 移民の人々

現在、世界最多の日系人居住国となったブラジルですが

移民1世の方々の苦労は並大抵ではなかったと聞きます

 

そうした人々がおられたこと、そして「移民の道」とこの建物のことを、私はこの本で知りました



第1回芥川賞受賞作でもある 石川達三の「蒼氓」

 

次回は、「移民の道」を神戸港へ向かって下りて行きます

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海外移住と文化の交流センター

神戸市中央区山本通3丁目19番8号

移民ミュージアム

開館時間 10:00 ~ 17:00

休館日  月曜日

入館料  無料



 

鉄人ビアガーデン

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オリンピックが始まりましたね

今朝は、出かける準備をしながら体操日本男子団体を応援しました

見事、金メダルshine.gif
 

5人ともすごいですが、特に内村、加藤の演技は、あの重圧の中で素晴らしいの一言です

水泳の荻野にしても、とるべき人がちゃんとメダルを手にしてくれると、ホッとしますね(^^)

・・・と言いながら、今回もブラジルではなく、ビールの話ですsweat01.gif
 



 

仕事帰りに、行ってきました

西代から徒歩10分

新長田 鉄人広場で期間限定で開催されているビアガーデンbeer.gif
 

大きな鉄人28号の足元に、屋台とたくさんのテーブルが並んでいました

とりあえず、おつまみとビールを買って乾杯



飲みながら観察すると、屋台は新長田や元町の居酒屋さんや焼き鳥屋さんなどが出張して来られているようで、どれも美味しそうでした(^。^)

ビールは1杯400円

屋台ごとに、キリン・アサヒ・サントリーなどがありました

大勢で来ているグループは、ビールをサーバーごと買ってテーブルに設置してもらい、わいわい飲んでいて、すごく楽しそうhappy02.gif
 

そんなことができるんですね

 

そして今日は、途中からジャズバンドの生演奏が



ビールを飲みながらゆっくり音楽を聴くなんて、久しぶりでした

 

梅田や三宮のおしゃれなビアガーデンも素敵ですが

たまにはこういうのも良いですね

 

鉄人ビアガーデンは、14日まで

 

P.S.

鉄人広場の周囲の街灯や交番

よく見ると鉄人にちなんだデザインが施されています

見つけてみてくださいhappy01.gif
 

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鉄人ビアガーデン

場  所:神戸市長田区若松町(若松公園鉄人広場)

開催期間:2016年8月5日 ~ 2016年8月14日(雨天中止)

開催時間:17時 ~ 21時30分

※JAZZセッションは9日(火)のみ