楽しいむ〜さん一家

【セリア】意外な鉄道グッズが熱い!

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今回は「山陽電車」ではありませんが、ちょっと鉄道関係の話題を。
山陽沿線にもたくさんありますのでご存じかと思いますが、百均「セリア」。少し前から鉄道模型ジオラマ用などと称した「芝生シート」というものが出ていて、何か怪しいなと思っていたのですが・・・。
今年の1月、突然JR貨物とのコラボレーション企画として、鉄道コンテナが発売されました。百均ですので1個100円。積んでしまうとコンテナターミナルのようですが、ブリキ製の小物入れです。
20フィートコンテナ。30D型(更新タイプ)。む~パパのようなオッサン世代には「10トンコンテナ」というのがしっくり来ます。新たに型を起こしたものではなく、元々売られていた海上コンテナの色違いバージョン。
こちらは12フィートコンテナ。オッサン世代的には5トンコンテナ。どうやら今回新しく型を起こしたもののようです。こちらはよく見られる19D型。鉄道コンテナ輸送50周年記念のグリーン塗装のもの。普通のものはあずき色です。

一旦6種類が発売され、全国の鉄道ファンがセリアに殺到、あっという間に欠品が相次ぐ状態に。これに気をよくしたのか8月末頃になって第2弾が登場しました。
購買層がボリュームゾーンの40~50歳代であることを見抜いたか、「国鉄」の古いコンテナが!また新たに型を起こしています。
第2弾はJR貨物だけでなく、コンテナ列車を利用する私有コンテナが新たに加わりました。どちらから声を掛けたのか福山通運、日本通運、佐川急便、西濃運輸、日本石油輸送の5社が相乗りしています。写真はふたを外した状態。実物のように側面は開きません(笑)。いや、小物入れですから。今回は一挙8種類を発売。

細かな標記類が楽しい佐川急便のコンテナ。「売れる」鉄道グッズのツボをきっちり押さえた出来。企画担当者に脱帽です。

第2弾の登場にファンのみなさんは再び沸騰。またまた各地のセリアを走り回る事態となりました。

ところで、セリアにはもう一つ話題の鉄道グッズが。

「駅のごみ箱」中が透明になった最近の分別タイプ。山陽電車の駅でも同様のものを見かけます。

む~パパ、早速仕事場に備え付けました。

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【悲劇の高性能機】EF200形が引退

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1990年、JR貨物として民営化されてから初めて開発された電気機関車EF200形。国鉄時代とは大幅に変化したデザインや、その高い性能から鉄道友の会「ローレル賞」を受賞した車両です。しかし、いろんな制約から所期の高性能を発揮出来ず21両が製造されただけに終わり、近年は部品確保のために廃車が続出するなど消滅は時間の問題と思われていました。東海道・山陽本線で使用され、最近は大阪以西で運用されていたこともあって山陽電車と並走するシーンも多く、む~パパ、そろそろ危ないと言いつつ「まだ撮れるだろう」と思っていた矢先、3月28日をもってひっそりと引退してしまったことを後から知りました。

山陽本線を走る10号機。む~パパ、この塗装になってからの写真しか撮っていなかったことが悔やまれます・・・。(2016.3.5 須磨駅)

何号機か分かりませんが、EF210形の308号機に牽かれて回送される姿(2両目です)を偶然撮っていました。(2016.3.5 須磨駅)

こちらは逆に回送のEF66形を従えて下って来た7号機。そもそも国鉄時代に登場したEF66形(写真はJR化後に増備された100番台)を置き換えるために登場したはずのEF200形が国鉄時代に登場した機関車より先に姿を消すことになるとは、まさに運命のいたずらと言えるでしょう。(2016.12.4 須磨海浜公園駅)

にしても、む~パパ、EF200はまともに撮れていません(涙)。


最後に撮ったのは三ノ宮駅。阪急神戸三宮駅で折り返す「Last Run」ヘッドマーク付きの山陽電車3004号をJRのホームから撮ろうとしていると、

上って来た17号機。山陽電車を撮りに来ていて、全くノーマークだったこともあり、まるで小学生の撮った写真のようですが・・・。(2017.5.20 三ノ宮駅)

その後も、山陽電車の車窓から隣を走るEF200形の姿をちょくちょく見ていたのですが、何とか山陽電車と並走する姿を撮りたいと思いつつ結局果たせませんでした。

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【1日1本】大蔵谷で寝台特急「北斗星」の機関車を撮る!

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2015年3月14日のJRダイヤ改正では、北陸新幹線開業!トワイライトエクスプレス廃止!といった話題が大きく報じられました。山陽電車のお隣を走る山陽本線(JR神戸線)で大きな変化はなかったものの、この日から1日1往復だけ今まで見られなかった車両が走るようになり、ファンの間では話題となっています。

それは、吹田以西に「EF510」という電気機関車が乗り入れる、という話。
EF510は交流電化区間も走ることができる万能機で、今までは北陸地方から大阪の吹田まで貨物列車を牽いて来て、そこで直流区間専用の機関車に交代していました。それがこの改正で岡山まで直接来るというのです。それも1日1往復だけ。山陽電車の沿線で撮影可能なのは上りだけで、明石付近を通過するのはお昼の12時頃らしい。直流区間用の機関車は青色をしており「レッドサンダー」と呼ばれるEF510の赤い車体はさぞ目立つことでしょう。

すでに大勢のファンがこの1か月、あちこちで撮っておられますが、む~パパ、何とか山陽電車と一緒にカメラに収めることができないかと、大蔵谷駅界隈にやって来ました。上りホームから天文科学館を背景に撮れることは諸先輩方のおかげで分かっているのですが、国道2号線付近から撮れないかな、と西舞子~大蔵谷間の線路際をウロウロ。なかなか安全な場所で撮影することが出来ず断念。

結局大蔵谷駅上りホームに落ち着きました。(というわけで、目新しい構図はありません。やはり撮影ポイントというのは先人の跡をたどるしかないようで・・・。)

人丸前を出発、坂を下って来る3000系。ちなみに4両編成はほとんどが3050形で、3000形は3022と3030の2編成だけ。けっこう貴重な存在です。右隣りにはJRの新快速が迫っています。うまく一緒に収まらんかな、と。

電柱が多すぎて新快速の顔にかかってしまいました。見事に失敗です。本当は天文科学館が一緒に入れられないかと思ったのですが、この角度では入りません。

というわけで、山陽電車とのコラボはあっさりあきらめ、本来の目的である「機関車」を狙うことに。背景に天文科学館を入れるとどこが良いのかホームで場所調整。ちょうど来た貨物列車が練習台に。どうせ後ろに連なる20両以上の貨車は画面に入り切らないので機関車さえ綺麗に撮れれば文句なし。EF210「桃太郎」100番台初期型(EF210-102)。山陽電車と並走するこの界隈では最もポピュラーな機関車と言えましょう。

鳥取へ向かう「スーパーはくと」。JR四国2000系をベースとした制御振子付きのディーゼルカーです。いろんな車両がやって来て面白いです。

その間もやって来る山陽電車を望遠レンズで狙います。天気が良いので大蔵谷駅西方にある黒橋の影が車体に掛からないよう、6両編成は気を使います。なぜか日台姉妹提携ヘッドマークが装着されていない5018がやって来ました。

と、構図を決めたりしたりしているうちに、練習タイムの1時間が過ぎ、いよいよ目的の列車が現れました。

おお~、来ました来ました。あれ、青いじゃないですか!これは500番台といってJR東日本がブルートレイン「北斗星」牽引用として製造した車両ですが、現在一部はJR貨物に移籍して赤い0番台に混じって活躍しています。う~ん、気分的には赤い機関車のほうが良かったのですが。まあ、いつ赤色に塗り替えられるか分からないし、これはこれで貴重な記録になるでしょう。

と、EF510を撮ることができて、む~さんと共に満足して互いの写真を見せ合いっこしていたところ、下りの貨物列車が「ガーッ」と通り過ぎました。先頭はEF210ではありますが、黄色いラインの300番台。山陽本線瀬野~八本松間の急こう配で貨物列車の後押しをする補機として造られた機関車で、わずか3両しかありません。予期せぬ登場に前から撮れず・・・。

EF510の赤いヤツは次の宿題ということで・・・。どこかで山陽電車と一緒に撮れないかな~。

次回、このあたりにある鉄道遺産をご紹介。
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