楽しいむ〜さん一家

6000系増備車が営業開始!(その2・6015号)

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4月10日に営業開始した6015号・6016号両編成のうち、夜から営業開始したため撮るのをあきらめた6015号を翌11日、撮影に出掛けました。

時刻はまだ6時前。藤江~中八木間の谷八木踏切にやって来ました。よく考えれば6015号、日が昇って明るくなった時にもう一度回送列車で通るので、この角度なら後で撮りに来れば良かったわけですが、起き抜けなので頭が働いていません。おまけに線路に日が当たっていません。もちろんこんな時刻に撮影に来ている人もいません。

6時を過ぎるとようやく日が当たって来ました。何とか撮れそうです。

む~パパが初めて捕らえた6015号。今回6015・6016の3両編成2本ですが、他の編成にならい6両編成とする際、偶数編成が大阪寄り、奇数編成が姫路寄りとなるようです。この6015号、中間に組めるよう幌枠や外幌用の取付台などが大阪寄りに設備されています。この2編成を6両編成にするときは6016-6015となるのでしょうか・・・?それにしても新車特有の美しさです。

さてさて、その後は須磨寺に移動、薬師踏切東方の撮影地で。朝早いので影が多くなりますが、こればかりは仕方ありません。
下り列車を同じ撮影地から。3050形アルミカー。ニューアルミカーと呼ばれたこの編成も今年でデビュー40周年。小学校の窓から見た衝撃の「白い新車」からもう40年、む~パパもすっかりオッサンです。目にも鮮やかな新緑が車体に反射していました。
この日最後の運用。これを最初の藤江で撮れば良かったのですが・・・。東垂水踏切からあえて逆光を活かして撮ってみました。幌枠の無いすっきりした顔をしています。

4連の6014号は少し遅れて営業運転を開始しています。クリックにもご協力を!
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6000系増備車が営業開始!(その1・6016号)

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毎年増備が進む6000系。今年はすでに6014・6015・6016の3編成が東二見に搬入され、試運転でその姿を見るようになりました。このうち3両編成の6015・6016編成については4月10日から営業運転に投入されました。

む~パパ、む~さんと共に久々の出動です。
素晴らしい天気に恵まれ、これは写真を撮らずしてなんとする!という日和でした。む~さん、む~パパと手分けして江井ヶ島駅で待機します。
この日は旧標準色3030号が下って来たり、6000系の4両編成が来たりと「当たり」の予感。(2021.4.10 江井ヶ島東踏切)
江井ヶ島駅を後にする3030号。懐かしい旧標準色も5月末で見納めとなるのでしょうか。

さて、東二見車庫を出庫した6016号の初営業列車が上って来るという時、下り普通列車が接近してきました。
やって来たのは「さくら」ヘッドマークを付けた3072号。

正直、カブるのではないかとヒヤヒヤもの・・・。

6016号の初営業列車が江井ヶ島駅に進入。新車ならではのピカピカの輝きが美しいです。入駅シーンはむ~パパが押さえました。
江井ヶ島駅を後にする6016号はむ~さんが撮影。まったく汚れていない姿が見られるのは本当に少しの間だけですから、非常に貴重な記録となりました。

とうとう6000系も17編成に。クリックにもご協力を!
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【鉄道模型Nゲージ】マイクロエース山陽3000系第3弾発売‼(その2)

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マイクロエース社から発売された山陽3000系模型第3弾。もう一つは注目(?)の3100号です。

3100号は3050形アルミカーの増備車として登場したもので、3100-3101の2両を4両編成に増結して6両編成とする構想を持っていました。3101号には電気連結器付きの密着連結器が装備され、容易に増結・解放するつもりだったようです。が、当面そのような運用は無いということで鋼製の3619号を冷房改造、アルミカーに似せた塗装にして連結しました。3542号を連結して4両編成になっていた時期もあります。

今回の目玉、3619号。台車がKW-2になり、コンプレッサーも交換された最近の姿となっています。ファンからは「ホワイトエンジェル」と呼ばれたりしていますが、登場時は「白子」と呼ばれていたそうです。
アルミカーとの質感の違いがうまく再現されています。
3050形(左)との違い。正面貫通扉の上部左右に幌吊り金具が付いているのが3000形の特徴です。
3050形(上)と3000形(下)。クーラー配置の微妙な違いも再現されています。


アルミ車体の3100号にも細かな違いが。第1弾発売の3072号(上)では140kVaのSIVが搭載されていますが、今回の3100号(下)では120kVaとなっており、周辺の床下機器も作り分けられています。ちなみに3100号は山陽電車初のSIV搭載車です。

避雷器も第1弾では現行タイプでしたが、今回の3101号は古いタイプになっています。これは再現された時代の違いで、現在は3101号も新しいタイプに交換されています。登場時は避雷器の隣にもう一つヒューズボックスが付いていました。

現在ある金型ではたいてい作ってしまったかな?と思えるマイクロエースの3000系シリーズ。次回作はあるのでしょうか・・・?
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【鉄道模型Nゲージ】マイクロエース山陽3000系第3弾発売‼(その1)

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以前から予告されていましたマイクロエース製Nゲージ山陽電車3000系(3050系)の第3弾が昨年末に発売されました。今回は3052号新塗装・旧シンボルマークおよび3100号の2種類で、3000系としては今回で6本が製品化されたことになります。特に3050形は3050・3052・3054号と1次型3編成全てが製品になったわけで、これはある意味すごいことです。

それでは今回発売の3052号を詳しく見てみましょう。
今回発売の3052号(右)。左は第1弾発売の3054号。旧シンボルマーク以外にもいろいろと仕様が変えてあります。時代設定としては今回は現塗装に変更直後の仕様のようです。(第1弾の3054号は現役最終仕様でした。)前面の印象ですが、実車はさほど差はなかったように思うのですが赤帯が少し今回のほうが上に付いているようです。
「太陽マーク」と呼ばれ親しまれた旧シンボルマークがくっきりと再現されています。
手前が今回の製品。列車無線アンテナの横に信号炎管ケースが取り付けられています。実車は信号炎管は実装されておらず、屋根を張替えした際など取り外されたものもありました。奥の3054号は製品化された同時代の仕様で、すでに撤去後の姿となっています。
手前が今回の3052号。ベンチレータ(通風器)が屋根に4個付いている登場時のスタイルとなっています。
2号車。手前が今回製品3053号。ヒューズボックスと避雷器が旧型になっています。奥の3055号は現役最終スタイルで、避雷器横のBSヒューズが撤去跡として再現されていました。旧式避雷器が銀色であったかというと「?」なのですが・・・。3055号は3号車3532号とともにベンチレータが最後まで残っていました。
現役末期の3052号。ベンチレータは4両全部撤去されていますが、先頭車の信号炎管ケースは残っているようです。(2019.6.22 亀山)
少し前の時代の3053号。ベンチレータは撤去されており、避雷器は新しいものに変わっていますが、ヒューズボックスは旧型3基が搭載されていた頃。(2007.7.9  東二見)
ここまでの写真で気付かれた方もおられると思いますが、今回(手前)はシートが緑色になっています。時代設定的には塗装変更直後くらいでしょうか。全体仕様は前回の旧塗装車の色違いなのですが、側窓に保護棒は無く、これは撤去後の姿なのでしょう。さてさて、時代的にはいつ頃の姿を再現しているのか、興味は尽きません。

次は同時発売の3100号をご紹介します。クリックにもご協力を。
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Last Run!3050号・3054号

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12月16日をもって引退する3050号と3054号に「Last Run」ヘッドマークが取り付けられています。む~パパ、とりあえず撮るしかない!ということで・・・。朝も早くから出動しました。

まずは定番の「スマシオ」こと須磨浦公園~塩屋間。有名なSカーブは20人以上のファンが集まっており、少し撮りにくかったので東へ移動。兵庫電気軌道の路面区間で使われたレールを使った架線柱を入れて3054号を撮影。ヘッドマークは3052号のときと同じデザインとなっています。

塩屋で長居はせず高砂駅に移動。5000系・6000系に取り付けられている「ルミナリエ」副標付きがうまく並びました。

高砂駅で上って来る3050号を撮影。3050号は1972(昭和47)年、山陽電車初の冷房車として登場、長く3050系と呼ばれていました。ヘッドマークも「初の冷房車」ということで特別デザイン。山陽電車の思い入れが伝わって来ます。

む~パパ、さらに西へ。久しぶりに白浜の宮~妻鹿間の妻鹿トンネル東側にやって来ました。もちろんここも有名撮影地です。下って来た3054号をキャッチ。

折返しの3054号がトンネルを出て来たところを狙います。これまた定番のショット。

む~パパ、妻鹿駅に移動。しかしここで、残念ながら曇天に・・・。市川を渡る3050号。

妻鹿駅。曇天なのをいいことに3630号も撮れました。

今日ばかりは復刻旧標準色の3030号は脇役のようです・・・。

活躍もあと4日。クリックにもご協力を!
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3052号 Last Runヘッドマークを「また」撮る!

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旧塗装復活で何かと話題の山陽電車3000系。出発式で注目を浴びるツートンカラーの3030号が走り始めた同じ日に引退してゆく3052号。なんとなく「Last Run」ヘッドマーク撮影に消化不良気味だったむ~さんパパ。たまたま昼に仕事が終わったことを良いことに、最終日まで追いかけることにしました。天気もまずまず。

引退前日。もう失敗したくないので冒険はやめてスタンダードにお気に入りの場所で。

西二見駅西方のカーブ。晴れてきた午後、逆光気味ですが薄く曇っていたこともあって上り列車を捉えることが出来ました。

西二見駅で下り普通車3060号と行き交います。通い慣れた鉄路を走るのもあと2日。

折り返して来た姫路行き普通車を、これまたお気に入りの滝の茶屋駅東方で。

さらに上って来た姿を板宿駅で。

そして、いよいよ引退当日。そう、今日です。この日は朝からS特急に充当されました。あれこれ考えている余裕はありません。5時半に目が覚めたむ~パパ。もう布団からガバッと起き上がり朝ごはんも食べずに出動です!

高速で林崎松江海岸駅を通過する3052号のS特急。この車両にとって最後の優等列車運用となりました。沿線にはその雄姿をカメラに収めようと多くのファンが朝早くから繰り出し、何も知らない人を驚かせました。白色2灯の標識灯を輝かせて走る営業列車はこれで見納めです。

あっという間に駆けて行きました。む~パパの追っかけもここでおしまいです。

撮影はマナーを守りましょう。通過列車に注意しホームでは黄色い点字ブロックの内側に下がってください。また利用されるお客さま・沿線のみなさまに迷惑をかけないよう、お互いにご協力をお願いします。

とうとう3052号も終着駅。クリックにもご協力を。
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【鉄道模型】山陽電鉄3050系Nゲージ第2弾ついに発売!(その2)

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前回ご紹介した山陽3050系Nゲージ第2弾のうち、もう一つ3050系アルミカー試作編成3066号のモデルをご紹介します。基本的には第1弾で発売されたアルミカー3072号の色替えとなる製品ですが、今回新しく追加された金型もあります。

3066号は1981(昭和56)年、我が国初の大型押出し形材を用いた新工法アルミカーの試作車として登場しました。アルミ製で登場したのは3066-3067の2両で、3号車の3508号は他の編成から来たもので、4号車の3638号は鋼鉄製でした。1984(昭和59)年になって3号車にアルミ製の3538号が製造され、現在は4両中3両がアルミカーとなっています。

4号車3638号。今のところ山陽電車で最後に製造された鋼鉄製車両です。前3両とは車体断面や窓形状が異なります。もちろん車内も全く違っています。

さて、模型を検証しましょう。基本的には前回発売の3072号をクリーム色に塗り替えたものです。前回発売時、連結器回りの欠き取りが黒塗装で一部のファンから不満が出ていました。3066号は3072号とは欠き取り形状が異なっており、こうしたバリエーション展開のため、あえて塗装表現としたことが分かります。

3066号(上)と3072号(下)。3066号は補助電源装置がMG仕様、3072号はSIV仕様となっており、床下機器の違いが再現されていますが、実物の3066号はこのたびSIVに換装されたため、模型発売時には3072号と同じ床下機器配置になってしまいました。

こちらは4号車3638号(上)。比較対象としては前回発売の3632号(下)となります。あまり話題になっていませんが、実は3638号のみ今回新規金型を使用したモデルで、3632号とは別の車体に仕上がっています。この面で見ても車外スピーカー形状が異なり、また車側灯が一つ多い(空気バネ台車のパンク表示灯・3632号は金属バネ台車なので付いていません。)ことがお分かりいただけるかと思います。

3638号(右)と3632号(左)。同じような顔をしていますが、ヘッドライトケースの幅が異なります。玩具ではないので、ここまで再現しないとファンは満足しませんね。

さてさて、しかしながら今回は金型流用した部分があるため実車とは異なる部分も見受けられます。

3066号。模型は3072号の車体を流用しているため乗務員扉下のくつ擦りが小さいままです。

実物はアルミカーのうち3066号だけこのように大きなくつ摺りとなっています。
(写真提供:山陽電気鉄道)

あと一つ。

3号車3538号。妻面窓ガラスですが、左側に保護棒(車内側)が再現されています。

やや大げさな表現ですが、この写真に見られるものです。実はこの保護棒、む~パパの記憶が確かならば1983(昭和58)年製の3072号・3100号を最後に廃止されたようです。従って3066・3067号には付いているのですが、3538号には付いていないのです。
(写真提供:山陽電気鉄道)

3538号。このとおり。実は3066・3067号とは車体裾形状も異なるのですが、それは実車の解説になりますので、今回はこの辺で・・・。
(写真提供:山陽電気鉄道)

とまあ、こんな些細な違いが気になるくらい、模型は良く出来ています。大人気の旧塗装は発売直後から入手難ですが、こちら3066号はまだ模型店に並んでいるようです。

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【鉄道模型】山陽電鉄3050系Nゲージ第2弾ついに発売!(その1)

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発売が大きく遅れ、一部の店舗では予約取消しになったという話まで出た山陽電鉄3050系の鉄道模型Nゲージモデル第2弾が3月2日、突然発売となりました。今回のモデルは前回発売の3050系鋼製車新塗装およびアルミカーの仕様変更とも言えるものですが、そこは製造したマイクロエース社、単なる色違いではありません。今回は前回モデルとの違いを徹底的に検証してみましょう。

左から今回発売の旧塗装3050・前回発売3054・今回発売3066・前回発売3072。模型に恵まれなかったひと昔前の山陽電車を思えば、何と贅沢なことでしょう!感動です。

今回の「本命」。発売前から話題になっていた旧塗装の3050号。待ち望んでいたファンも多いことでしょう。

今回はこの旧塗装3050号と前回発売現塗装の3054号の模型を比較してみましょう。

前面。ライトケースは中まで車体色。当時ライトケースにガラスがはまっていませんでした。まずまずうまく表現されていると思います。細かいところですが、ワイパーの色が違います。

先頭車の屋根。旧塗装のほうはクーラー脇の通風器(ベンチレーター)が撤去前の姿となっています。また旧塗装は前頭部の列車無線アンテナの横に信号炎管ケースが表現されています。これは現在でも一部に残っている車両がありますが、3054号は撤去されています。

2号車の屋根。ここが単なる色違いではない強いこだわりを感じる部分。新塗装では現在見られるヒューズボックスや避雷器が付いていますが、旧塗装では登場時の姿を完全再現!避雷器隣のヒューズ箱は現在撤去されており、新塗装の模型では撤去跡が再現されていますが、旧塗装では堂々と載っています。

再現した時代の差により屋根上に違いがあることが分かります。いかがですか?
(左:登場時 右:現在)

モーター部分を覆うため、どうしても変な空間が出来てしまうカバーですが、今回不要な部分は黒塗装され、リアルになりました。

旧塗装は側窓に保護棒が再現されています。そうですね~。欲を言えば今回の旧塗装、側面の車番がやや低いです。もう少し上について入れば完璧。また、中扉の下についている▽印が赤いですが旧塗装時代は白かったんですよね~。ここは目をつぶりましょう。うまく写真が撮れなかったのですが、旧塗装のほうは車内のシートが緑色なんですよ~。

旧塗装に付属するシール。今は見られない白地の懐かしい行先幕、「=急=(ヒゲ急)」もありますね!

発売されて1週間も経っていませんが、すでに売切れ続出とか。特に旧塗装は入手難になりつつあるそうで。クリックにもご協力願います。
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【マイクロエース】山陽電車3050系Nゲージ鉄道模型 第2弾を発表!

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昨年発売され、大好評だった山陽電車初の本格的Nゲージ完成模型であるマイクロエース社製3050系。このほど第2弾の製品化が発表されました。

模型店などに掲示される製品化予告のポスター。山陽電車3050系1次車旧塗装と、ニューアルミカー試作車3066号現塗装の2種類で、基本的に昨年発売の第1弾に手を加えてバリエーション展開を図るものです。「楽しいむ~さん一家」では第1弾発売時に製品の紹介を企画していたのですが、発売直後、関西の模型店では店頭に並ぶこともなく瞬く間に完売してしまったため、その機会を逃してしまいました。

そこで今回、せっかく第2弾登場が予告されましたので、前回製品を復習し、今回の製品ではどう変わるのか、ポスター内容から推理してみましょう。

これが第1弾の鋼製車3054編成とアルミカー3072編成の先頭車です。一見色違いに見えますが、車体そのものが作り分けられています。ヘッドライトケースの幅も違うでしょ!
今回の製品では旧塗装版は右の3054編成をベースに、3066現塗装版は左の3072編成をベースにするものと思われます。

1号車(神戸寄り先頭車)。3054(上)は金属バネ台車、3072(下)は空気バネ台車となっているのが分かります。また電動空気圧縮機(コンプレッサー)が金属バネ車は2基、空気バネ車は1基(容量が増加したため、もう1基を姫路寄り先頭車に分散して搭載)となっている部分も作り分けられています。今回の製品でそのまま使えますが、旧塗装車は3054では撤去後の姿としている屋根上の通風器(ベンチレーター)を復活させる必要がありそう。

同じく1号車の反対側。3054(上)の補助電源装置がMGなのに対し、3072(下)はSIVに交換された後の姿としています。今回製品化されるアルミカーの3066はMGなので、この面から見れば2種類とも3054(上)と同じ床下機器配置になるはず。

さて、こちらは4号車(姫路寄り先頭車)。実はこの面から見ると3641(下)の床下機器は1号車3072と同じことが分かります。実車は少しだけ配置が違うのですが、ここは割り切って同じものを使っているようです。今回製品もこれと同じ配置になることでしょう。ただし3066の姫路寄り先頭車3638は鋼製のため、車体は上の3632をベースとするものと考えられます。

2号車(パンタ付き車)の屋根を比較。鋼製車3055(上)は予備ヒューズ箱を撤去した後の配管がまっすぐなのに対し、アルミカー3073(下)は元の配管形態を残しています。今回、アルミカーである3067はこの3073と同一ですが、旧塗装を再現する3051の場合はヒューズ箱そのものの形態が異なる上に予備ヒューズ撤去前の姿となるはずですので、この辺りの配管が変わらないといけません。また避雷器も登場時の形にしてもらわないといけませんね~。


いろいろと注文を付けましたが、前回製品があまりにも良く出来ていたため、つい期待値が高まってしまうのです。マイクロエースさんには頑張ってもらわないといけません。

次回は今回製品化される実車をご紹介します。クリックにもご協力を!
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【江井ヶ島】山陽電車、撮るなら今!?

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少々不謹慎ではありますが、山陽電車を撮るなら”今”かな、とむ~パパ、思うわけです。と言いますのも、電車には”原型”の良さというのがあるわけでして、ヘッドマークや虎マークなんていうのは”余分なもの”であり、”出来れば付いていない方が良いもの”である場合があるんですよね。もちろんヘッドマークも被写体として撮りたい対象ではあるのですが、まあ、1年のうち一定の期間は何もない”スッピン”の姿を記録に留めたいという気持ちもあるわけなのです。鉄道会社にとって営業施策だということは分かっています。でも、「今」なのです。

さて、好天に恵まれた今回は、江井ヶ島駅前にある「江井ヶ島踏切道」にやって来ました。駅の西側で少しカーブしていて、直線区間は途中から勾配が変化しています。背景は住宅地でちょっとごちゃごちゃしていますが、良い写真が撮れるかも?

上り直通特急。5000系のラストナンバー、5022号車が来ました。線路の勾配が変わる部分に列車が掛かっていてカッコ良い姿になりました。ヘッドマークのない直通特急の姿は意外に貴重です。上り普通車、3000系3064号。4両編成は短いので勾配の効果は得られず、先頭車がカーブに掛かって傾く瞬間を狙うと、躍動感がある写真になります。さきほどより視点を下げて迫力ある構図を狙いました。

阪神9000系。「たいせつがギュっと」ラッピングが施された9201号の編成です。最近ラッピングの一部が変更され、ハートマークが大きくなったところがあるのですが、この写真では分かりにくいですね~。

ここでは、住宅地に分け入る「Tacoバス」の姿も見られます。これは山陽バス担当便です。しょうもないことですが、Tacoバスの屋根に換気扇の付いているのは山陽バス。無いのは神姫バスです。側面の方向幕取り付け位置も異なっています。

おっ!Tacoバスと山陽電車のコラボレーション。但し、このTacoバスは神姫バス担当便でした。

※何ということはない場所なのですが、結構きれいに電車が撮れる場所でした。江井ヶ島踏切道は自動車の通行量が多いので、撮影される場合はクルマの通行に十分ご注意ください。

寒さに負けずカメラ片手に線路のそばを歩き回ります。応援していただける方はクリックを!
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