楽しいむ〜さん一家

鉄道友の会阪神支部 旧標準色3030号撮影会

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これ以上ない快晴に恵まれた11月16日㈯、鉄道友の会阪神支部による旧標準色3030号撮影会が東二見車庫で開催されました。

撮影しやすい場所にスタンバイした3030号。ローマ字のない撮影会用旧スタイル方向幕が映えます。

白黒にしてみると気分は昭和の写真集ですね。(すみません。このアイデア、使わせていただきました。)

この日の参加者は約50名とのこと。青空の下、撮影を楽しみました。落ち着いて編成写真や形式写真を撮るのは良いものです。

塗りたてピカピカの状態は過ぎ、少し落ち着いて現役時代の旧塗装を彷彿とさせます。

「最終出場記念」ヘッドマークを掲出して撮影タイム。

行楽ヘッドマーク第1号「海へ」1983年掲出復刻版。好評を博したデザインで撮影。

出場直前か台車のきれいな3642号。こうした写真も車庫撮影会ならでは。

記念撮影。参加者のみなさま、お疲れさまでした。

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鉄道友の会阪神支部 3200形撮影会

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鉄道友の会阪神支部・東中国支部合同の3200形撮影会が1月26日、飾磨車庫で開催されました。3200形の撮影会は12月2日の同会京都支部に続き2度目です。当日は晴れたり曇ったりの天候で、時おり雪が舞うなど外にいるには少し厳しい状態でしたが、40数名の参加者の皆さん、精力的に撮影されていました。

まずは3206・3208号並べての撮影。

3206号を移動して1編成だけで撮影です。

ここで山陽電車からのサプライズ。3100号が用意されていました。これはなぜかというと・・・、最後のお楽しみ!

3100号を並べて3編成の並びを撮影。

日常は3200形では目にすることのない「特急」「S特急」に加え、3100号は懐かしの「急行」表示!

この状態で記念撮影し、盛況のうちに撮影会は終了しました。

さて、本当のサプライズはこの後・・・。

撮影会に参加された会員の皆さんが帰路に就こうとした時、姫路寄りの先頭車が3617・3618・3619と番号順に並んでいたのです。恐らくこういう並びは最初で最後ではないでしょうか。山陽電車からのささやかなプレゼントとなりました。

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鉄道友の会京都支部 3200形撮影会

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最盛期は6編成が在籍、ワンマン化改造され網干線の主として活躍してきた3200形。6000系と入れ替わる形で廃車が進み、残すところあと2編成(3206・3208)となりました。好天に恵まれた12月2日、鉄道友の会京都支部による撮影会が飾磨車庫で開かれ、多くの会員が参加されました。

車庫に用意された3206号。

そして3208号。

3200形は3000系のうち主電動機に2000系の流用品を使用したグループです。実際に2000系由来の部品は主電動機回りのみで、心臓部である主制御器やブレーキ装置は3000系のものを使用しています。ただ、モーター出力が弱いため主制御器は電気制動を補う仕組みが追加されており、ひとたび電気制動が掛かれば3000形より「よく止まる」電車だとか。6編成のうち当初から3200形として製造された3200・3202・3204各編成は廃車となり、3210号は3000形へ戻され、現存するのは3000形から編入されたもののみです。

さて、鉄道友の会京都支部は「形式写真にこだわる」ことで知られています。列車の写真を撮る「撮り鉄」さんにもいろいろなジャンルがあり、1両1両を記録する「形式写真」も、その一つの分野と言えます。(理想的な形式写真となると車両に影が入るのも嫌なものなので、実は少々曇っていたほうが良いとされています。)

「形式写真」というのは、こんな感じに撮られたもの。

1号車3206号。元3034号(3000形3次車後期型)です。MGやCPなどを床下に配置しています。モーターは各車軸に一つずつ4つ付いています。

2号車3207号。元3035号です。心臓部とも言える主制御器が写真中央部に写っています。モーターは3206号と同じく4つ付いています。3000系のうち3000形3次車と3200形(改造車を除く)はパンタグラフ取付け部が低屋根構造となっているのが特徴です。

3号車3617号。モーターのない制御車です。この車両のみ3000形3次車前期型で、後期型とは貫通路の高さが異なり、また前面下部左右に水切りが付いています。3611~3618がこのグループにあたります。

何気なく3両の写真が並んでいるように見えますが、3号車だけ撮影時刻が異なります。1・2号車が午前。3号車は午後。なぜかというと、午前だと3号車前面が影になってしまう(西向きだから)からなのです。今回の撮影は昼休みを挟んで5時間に及びました。
撮影風景。三脚を立てる方、昔ながらの大判フィルムを使われる方、それぞれにこだわりを感じます。

3208号のほうも同じように撮影したのですが、同型車なので省略!

こちら3208号3号車の3618号。3617号と同じ3000形3次車前期型なのですが、車体裾の腐食部分が大掛かりに補修され、特徴であった水切りが無くなってしまいました。

ですので、こうして並べてみると違いがよく分かります。(昔懐かしい行先表示板は、お遊びで付けてみたものです。)

2編成を並べ撮影したところで、今回の撮影会は無事終了しました。

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鉄道友の会5702号撮影会

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11月23日、鉄道友の会阪神支部と本部共催による5702号の撮影会が開催されました。

これ以上ないという好天。天気が良すぎて車庫撮影ではコントラストが付きすぎます。

大阪方先頭車5702号側からの撮影は青空をバックに順光で撮れました。会員のみなさまも満足されたことでしょう。

好天ゆえ北側(山側)からの写真は一工夫必要でした。かなり補正しております・・・。

車内の見通し撮影。特に1号車では撮影のため吊り下げ広告が全て外され、すっきりとした写真を撮ることが出来ました。

3・4号車のクロスシートも撮影できました。

6000系と同じ「のじぎく柄」のシート。

こちらも6000系と同じ車内案内装置のLCD画面。

この日は次に5700に改造されると思われる5006号も特別に展示されていました。

記念撮影です。(モザイク多すぎて申し訳ありませんが・・・。)

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【9月10日デビュー】近鉄「青の交響曲(シンフォニー)」を見た!

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9月10日にデビューする近鉄の新しい観光特急16200系「青の交響曲(シンフォニー)」。このほど鉄道友の会主催の試乗会・撮影会に参加してきました。この車両は「あべのハルカス」でおなじみの大阪阿倍野橋と桜で有名な吉野を結び「これまでにない上質な大人旅」を提供するものです。電車は3両編成ですが、真ん中の1両はラウンジカーとなっているため指定席として発売されるのは2両だけ。これはかなりのプラチナチケットになるのではないでしょうか?
さて、今回は試乗会ですので飲食の提供はありませんでしたが、営業開始後は「伊勢志摩サミット」でデザートを担当した赤崎哲朗氏考案「季節のオリジナルケーキセット」をはじめとするスイーツや、吉野の地酒や御所・葛城の「地酒飲み比べセット」などアルコール類も車内で楽しむことが出来るとのこと。酒好き「む~パパ」とスイーツ大好き「た~さん」も大満足のはずです。

では鉄道ファンお待ちかね、電車そのものを紹介しましょう!

外観です。シックな濃紺色の車体に金色の帯やロゴが入っています。この車両は完全な新造車ではなく6200系という通勤車両を改造したものです。前面デザインは通勤車のままですが、かえってレトロな感じがしますね。

2号車ラウンジカーの外観。上下が狭くなった側窓が印象的。大きなロゴが入った部分の車内には何があるのでしょうか?

1・3号車の車内。豪華な椅子が目を引きます。テーブルの付いた向かい合わせの座席が6箇所に設けられています。

2号車ラウンジカーの車内。ここでくつろいでいるうちに吉野に着いてしまいそう。

大きなロゴの裏側はこうなっていました。

一つはビール、もう一つはハイボールです。棚にはいろんなお酒が並んでいます。順番に飲むというのはどうでしょう。もうラウンジカー入り浸りですね~。

山陽沿線と直結した近鉄ではありますが、今回の観光特急は大阪阿倍野橋発。南大阪線・吉野線は線路の幅が違うためなんば線へは直通できず、残念ながら神戸方面へ入ることは出来ません。

「じゃあ山陽沿線からはどうやって行くの?」

もちろん、阪神なんば線で大阪難波駅まで行き、地下鉄で天王寺駅(大阪阿倍野橋駅と同じ場所です)に出るのが普通ですが、大阪上本町駅から大阪阿倍野橋駅「あべのハルカス」を直結するバス(近鉄バス)もあります。運賃は何と100円。15~20分間隔で運行されており所要時間は約15分となっています。行き帰りでルートを変えてみるのも面白いかも。
(近鉄バス あべの・上本町循環バスHP)

近鉄「青の交響曲(シンフォニー)」公式HP


今日のおまけ!「青の交響曲(シンフォニー)」に改造された6221号車の通勤電車時代の姿を偶然撮っていました。

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【ローレル賞受賞】50周年を迎えた3000系アルミカー(その2)

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前回、「その1」としてしまった以上、「その2」以降展開しなければならない事態になった「50周年を迎えた3000系アルミカー」。さて、どうしようかと考えていたのですが、今回は3000系が生まれた当時の姿をご紹介することにします。貴重な秘蔵写真で振り返ってみましょう。
※白黒写真につきましては、山陽電車からお借りしたものです。
3000系のトップナンバー、3000号。霞ヶ丘駅で撮られたものでしょう。登場直後、1965(昭和40)年頃の姿だと思われます。目を引くのは前面の赤帯。現在より細いです。また、行先方向幕が付いていません。もちろん冷房もありません。関西の通勤電車で最初に冷房を付けた車両は京阪電鉄の2400系車両で1969(昭和44)年のことですから、無理もないことです。

上写真の3000号とペアを組む3001号の側面部。窓下に”うろこ模様”が付いています。現在は無くなっていますが、登場時は2000系のアルミカーと同じ模様が施されていました。今から思えば何ともレトロな雰囲気です。台車は川崎車輌の軸ハリ式ですが、現在はウイングバネ式に交換されています。OK台車は高速で走行する車両としては京浜急行と山陽電車の2社のみに見られたもので、実は結構珍しいものだったりします。

日本初の軸ハリ式台車OK-3。写真は山陽電車830号で使用されたもので、現在は川崎重工で展示されています。同じ830号のもう1つの台車は東二見工場で保存されています。(両方とも通常非公開)

大塩駅で3002号の編成。すでに4両編成化されています。どうやら前面貫通扉に方向幕を取り付ける準備をしていたらしく、正面の車番が左側に寄っています。この時代の写真は記録も少なく、非常に貴重なものと考えられます。

次回は比較的最近の姿をお届けできれば、と思います。クリックにもご協力を!
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【ローレル賞受賞】50周年を迎えた3000系アルミカー(その1)

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今年2015年は、山陽電車で活躍する車両の6割を占め、今もなお多くの鉄道ファンにとって「山陽電車の代名詞」的存在である3000系電車が初めて営業運転を開始して50周年です。特に1964(昭和39)年末から1965(昭和40)年に登場した最初の2編成は、車体が2000系2012編成で試みられたアルミ車体であることや、当時の地方私鉄としては思い切った機構を採用したことから、鉄道友の会「ローレル賞」を受賞しました。
3000系の第1編成。1964(昭和39)年末に登場し、1965(昭和40)年1月より営業運転を始めました。(飾磨~亀山間)

トップナンバー「3000」号の車内にあるプレート。3000系と言ってもトップナンバーは「3001」号から始まる会社が大部分で、トップナンバーが「0」から始まる鉄道会社は実は阪急電鉄と山陽電車くらいなんです。山陽電車って、全国的に見ても非常に珍しい番号の付け方をする会社なんですね~。ちなみに山陽電車が「0」から始まるようになったのは戦後のことで、戦前は他社と同じく「1」から始まっていました。

製造所である川崎車輌のプレート。現在の川崎重工(車両カンパニー)です。地元神戸の名門鉄道車両メーカーで、全国トップシェアを誇ります。「昭和39年」とありますが実際は年末で、走り始めたのは翌40年とのことです。

「ローレル賞」受賞プレート。最初の2編成だけに取り付けられています。クーラーが取り付けられる前は台座付きで中央部にあったような気がしますが、現在は右寄りに付いています。乗られたら是非チェック!してみてくださいね。

さて、ローレル賞って「何?」というみなさまへ。「ローレル賞」はブルーリボン賞と共に鉄道愛好家団体「鉄道友の会」が、毎年その1年間に営業運転を開始した、いわゆる「新型車」の中から選んで表彰するもので、会員得票数の最も多かった人気車両には「ブルーリボン賞」、得票ではなく技術面などで先進的な取り組みをした車両には「ローレル賞」が与えられます。「ブルーリボン賞」は1958(昭和33)年、「ローレル賞」は1961(昭和36)年に制定されたもので、いずれも50年以上の長い歴史を誇ります。山陽電車の3000系は1965(昭和40)年、第5回のローレル賞受賞ということですが、同年の「ブルーリボン賞」はあの新幹線0系でした。
山陽電車3000系と同時、第8回ブルーリボン賞受賞の新幹線0系電車。たぶん、正しくは「000系」と言うはずですが・・・。写真は1964(昭和39)年10月、最初に開業したときに準備された車両のうちの1両。人知れず大阪で保存されていましたが、現在は埼玉の鉄道博物館で展示されています。

話は少々脱線しますが、「ブルーリボン賞」「ローレル賞」受賞車を近隣から探してみました。実は阪神電車や神戸電鉄は受賞した車両がありません。山陽電車、ちょっと自慢して良いかも!

1961(昭和36)年、第1回のローレル賞を受賞したのは阪急2000・2300系でした。2000系は能勢電鉄1700系として、2300系は今もなお京都線でそれぞれ活躍していますが、そろそろ引退近し!という感じでしょうか。

1978(昭和53)年、第18回ローレル賞受賞の神戸市交通局1000系。

1990(平成2)年、第30回ローレル賞受賞のJR西日本221系。現在では非常に珍しくなった山陽5000系と同じ制御方式の電車です。

さてさて、50周年を迎えた山陽3000系。「楽しいむ~さん一家」では総力を挙げて3000系の魅力に迫ります。今後の展開にご期待ください!

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