楽しいむ〜さん一家

【8月4日は阪神の日】少し昔の阪神電車

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8月4日は「阪神の日」。ちょっと昔と言いつつ30年前の阪神電車の写真を引っ張り出してきました。む~パパが高校生の時に撮ったもの。いずれも山陽電車線内を走る姿です。

7001・7101形。日本で初めて営業用車両として実用化されたサイリスタ・チョッパ制御車の第1編成です。7101-7001-7002-7940-7840の5両固定編成でデビューしましたが、7102を加え4連で他の編成と組むようになりました。のち制御器を交換し2000系へ。7102号は2202号となりましたが、阪神大震災で被災し廃車となりました。
(月見山~須磨寺 1988.5.3)

7601・7701形。3601・3701形を7001・7101形と同じチョッパ制御車へ改造し改番したもの。丸みを帯びた阪神初期の赤胴車スタイルが懐かしいです。写真は地上時代の板宿駅。(板宿 1988.5.3)

7801・7901形。1963(昭和38)年に登場したR車と呼ばれる経済車。切妻の正面や裾のRを省略した簡易な設計が特徴でした。一時期は阪神電車で最大勢力を誇りました。
(月見山~須磨寺 1989.4)

須磨浦公園の桜と7801・7901形。7835号以降は車体裾のRが戻り、赤胴車としては初めて両開き扉を採用しました。7835~7839は登場時ラインデリアを装備しており、低くスマートな車体でした。(須磨~須磨浦公園 1989.4)

7801・7901形のうち7840号以降は7001・7101形と同一の車体で当初から冷房を装備していました。深い屋根が特徴で、のち方向幕が装備されています。
(東須磨~月見山 1981年)

地下化工事の進む板宿~西代間の仮線を走る3000系。3000系は7801・7901・3521形を界磁チョッパ制御車に改造したもの。外観は7801・7901形時代と同一で、3521形後期型から改造された車両は前面の雨どいが車体に埋め込まれていました。
(西代~板宿 1988.6.4)

いかがでしたか?一昔前の阪神電車は、なかなか個性的な面々が揃っており撮影も面白かったです。現在は洗練され都会的な電車になっていますが、かつてのどこか庶民的な魅力を持った阪神電車も懐かしく思い出されます。

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【8239号】さよなら!阪神赤胴車

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先日、「赤胴車を追え!」でご紹介した残りただ1編成の「赤胴車」8239号。とうとう17日の週初めにはリニューアル工事に入ることが正式に発表されました。と言うことは、

週末では16・17日しか撮影できない!

ということです。「葬式厨」と言えばそれまでですが、む~パパ、きっと「祭り(神戸まつりではない)」になっているであろう沿線に飛び込んだのでした。そして土曜日・・・、あいにくの天気。昼から晴れると言う予報を裏切り、どんよりと曇り空。

13:45 どこかの駅間で撮りたかったのですが、駅から出る時間が無く東二見駅のホーム西端から狙ってみました。車庫にはアルミカー3002号の姿も見えます。

しかしながら、ここはせっかくなので「山陽沿線」らしい風景の中で撮りたいもの。阪神沿線らしい風景は、阪神ファンの皆さまが撮っておいてくれるはず。東二見駅で”この趣味の先輩”と合流したむ~さん&む~パパ、滝の茶屋駅へ移動。梅田から戻ってくる直通特急を狙います。

16:04 滝の茶屋駅ホーム東端から。新緑と塩屋の赤く縁どられた三角屋根が印象的な家をバックに姫路へ向かいます。

まあ、こんなもんでしょう。

ここである程度満足して一旦は帰ろうかと思ったのですが、再び西へ引き返し加古川橋梁へ。

17:10 名前も知らない小さな花が咲いていた加古川の堤防。赤胴車が渡って行きます。よく見ると後ろに新幹線が走っていますが、撮っている時は全然気付きませんでした。

大阪へ向かう直通特急。これで土曜日はおしまいです。

翌17日、日曜日。む~さん&む~パパ、再び参戦!
山陽電車らしい風景をいろいろと思案しましたが、今回は的形~八家間。午後ということもあり、順光になる的形トンネル西側にやって来ました。

山陽電車で多分人家を入れずに撮れる唯一の場所?と思われる、昔から有名な定番撮影地です。天気も良いし、む~パパにもうまく撮れそうです。通りかかった3000系で練習・・・。と、軽トラックで現れた方が「良い写真撮れてますか?」と声を掛けてこられました。一通りお話しをしているとカメラを取り出され・・・、同業者でしたか!というか大先輩ではないですか!

14:21 程なくやって来た赤胴車。さすがに阪神沿線にこのような風景はありません。新緑にオレンジの車体が映えます。

14:46 姫路からの折り返し列車も撮りました。にしても、肝心の赤胴車が来るときに限って日が陰り・・・。「そのほうが赤が映える」とみなさまには慰められましたが、まあ、そういうことにいたしましょう。

17:43 最後に、再び加古川へ。線路の北側も南側も、大勢のファンが名残りを惜しんでいました。

山陽電車沿線で親しまれるようになって47年になる「赤胴車」のカラーリングも、とうとう過去のものとなりました。
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【残り1編成のみ】赤胴車を追え!

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阪神電車と言えば「赤胴車とジェットカー」!なんて方はすでに40代以上の年齢層でしょうか?上半分がクリーム、下半分がオレンジのツートンカラーが山陽姫路駅でもおなじみとなって早や17年。なぜ「赤胴」と言うのでしょう?「電車の胴が赤いから」なんですが、本当は「赤胴鈴之助」から来ているっていう話です。最初の赤胴車が登場したのが1958(昭和33)年、赤胴鈴之助がラジオドラマとなったのが1957(昭和32)年ですので、時代的に合致しますね。「♪剣をとっては日本一に(中略)あ、か、ど~う、すずのすけ」ってやつです。(む~パパ、実は比較的新しい時代のアニメも見たことありません。ラジオドラマのほうは当時小学生の吉永小百合さんも出演しておられたそうです・・・。)

が、阪神電車で親しまれた「赤胴車」もリフレッシュ工事により徐々に塗り替えられ、とうとう山陽電車に乗り入れる直通特急で活躍する6両編成は、最後の1編成だけとなってしまいました。その名は「8239号」。いよいよカウントダウンです。今回はむ~パパが撮った同車の写真を公開しましょう。

山陽電車らしい風景の中で撮りたいところですが、なかなか思うようにはいかず・・・。
(2014.9.13 東二見~西二見間)

市川を渡る赤胴車。(2013.4.20 妻鹿~飾磨間)

桜と赤胴車。(2014.4.12 林崎松江海岸~藤江間)

高架線との切り替え部分を行く。(2014.4.12 西新町~林崎松江海岸間)

本当は、加古川で撮りたいんです!

粘ったのですが、結局来ませんでした・・・。(2015.2.14 尾上の松~高砂間)

見るのも乗るのも、そして撮るのも今のうちです。

どうぞ赤胴車に最後のエールを!
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