楽しいむ〜さん一家

【今月引退】3032号近影

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あと数日で引退の3032号。今回ヘッドマーク撮影はむ~さんに任せてしまったので、む~パパとしては今まで撮ってきた写真を探してみました。このブログですでに公開した写真もあるかと思いますが・・・。妻鹿トンネルを出て来た3032号。撮影時は3032-3033-3616の3両編成でした。行先方向幕もまだ「阪急三宮」ですね。(2014.9.6 白浜の宮~妻鹿間)3022号に組まれていた3502-3611号を組み合わせた「新」3032号。4両編成になりました。(現在は3両編成に戻っています。)方向幕も「阪急神戸三宮」に変更されています。(2019.5.19 西二見~播磨町間)
山陽姫路駅で出発を待つ3032号。方向幕は新しい「阪神神戸三宮」になっています。(2019.6.22 山陽姫路駅)

ここからは3032号4両編成の形式写真をお送りします。(写真提供:山陽電気鉄道)

1号車3032号。神戸寄り制御電動車(クモハ)で、3000形3次車後期型に分類されます。MG(電動発電機)、CP(電動空気圧縮機)を搭載しています。特に120KVAのMGは3000系未更新車のみに搭載されており、その回転音を聞けるのもあとわずかな期間です。
2号車3033号。3032号とユニットを組む電動車(モハ)で、制御器、抵抗器を搭載しています。パンタグラフは菱形のPK-55。クーラーは当初集中型のCU-73を搭載していましたが、比較的早い時期に5000系と同じCU-71に交換されています。外見上、クーラーのほか避雷器、ヒューズ箱が近年交換され形状が変化しています。
3号車3502号(当時)。付随車(サハ)。この編成唯一の2次車で側窓が残り3両より低い位置に付いています。車外スピーカーも片側1箇所のみ(登場時は未装備)です。車体裾は一部が延長され水切りが廃されるなど、後年かなり手を加えられています。
4号車(現在3号車)3611号。姫路寄り制御車(クハ)。3000形3次型のトップナンバーで前期型に分類されます。3502号同様、車体裾を延長し水切りを廃止するなど手を加えられています。
(写真 2019.7.19 東二見車庫)

あとわずかな期間ですが、最後まで元気な姿を見せてくれることでしょう。
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3032号に「LAST RUN」ヘッドマーク

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3000系で未更新のまま残る4編成のうち、このほど3032号の引退が決まり「LAST RUN」ヘッドマークを掲出して走っています。

今回デザインが変わり、シンプルな色使いになりました。(提供:山陽電気鉄道)

む~パパ、撮影に出動したかったのですが日程が合わず、代理でむ~さんを撮影に派遣しました。今回は全編む~さん取材・撮影となります。

最初にやって来たのは有名撮影地スマシオ(須磨浦公園~山陽塩屋間)。ただ、ここは午前の早い時間帯でないと順光にならないので注意が必要です。む~さん、地下鉄撮ってから来たそうで「逆光やった」。そらそうでしょ。

次にやって来たのはここも有名な滝の茶屋駅。3032号は長らく姫路寄りに3616号を連結していましたが、3022号と交換し3611号をパートナーとしています。3600形は電動車より先行して製造された車両が多いため、おおむね1年程度電動車より年上です。

どうやらむ~さん、舞子公園駅へ先回りしたようで・・・。む~パパ、下回りが隠れるのでここで撮ることはほとんどないのです・・・。

次に来たのは白浜の宮駅~妻鹿駅間。妻鹿トンネル西方です。

この日最後の運用。折り返し東二見行き普通列車を別府駅で。

東二見駅到着後、車庫へ入庫する3032号。

活躍するのも9月30日限り。また1編成、3000系が消えていきます。
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3204号「Last Run」ヘッドマークを追う!

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今月末に引退する3204号に「Last Run」ヘッドマークが掲出された初めての週末。そこそこ好天だったこともあり、撮影に便利な「1dayチケット」を片手に、沿線には多くのファンが出動していました。

む~パパ、寝坊したため、とりあえず近場の霞ヶ丘駅に出動。いつもの撮影地です。すっきり晴れてくれても良かったのですが、なんとなく曇りがち。冬の天気だけに文句は言えません。

特急通過待ちの間に霞ヶ丘駅へ。撮った3204号に乗車して阪急神戸三宮駅へ。


神戸三宮駅ホーム東端は3000号のときほどではありませんが、ファンがカメラを手に待ち構えています。阪急9000系と並びました。

3204号、折り返して姫路へ向かいます。よく見るとJR三ノ宮駅から撮っているファンの姿もありました。

発車まで少し時間があるので、みなさま撮影タイム。このあと再び3204号に乗車して西へ。垂水で特急に乗り換え先回り。

再び3204号に乗車し、垂水で直通特急に乗り換え高砂へ。加古川橋梁に先回り。この季節の日照ですと浜側からが順光。すっきり撮れないのは仕方ありません。

高砂から次の直通特急で大塩へ。追いついた3204号に乗車して妻鹿駅で降車します。

姫路駅から折り返してくる上り列車を市川橋梁で。すでに午後の日差し。東側はお顔が影になるので、む~パパ初めて西側にやって来ました。

妻鹿駅へ進入する3204号。今日はここまででも良かったのですが、さらに・・・。

先回りして滝の茶屋駅で。寒いのか同業者の姿はありませんでした。

滝の茶屋駅を後にする3204号。本当に今日はここまで。

ヘッドマークの写真です。細部がいろいろと変化しています。

3204号

3622号

彼らの活躍もあと10日あまり。最後までエールを!クリックにもご協力ください。
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【曽根~妻鹿】播州の秋祭りをぶらぶらと

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10月のこの時期、山陽電車沿線で繰り広げられるお祭り。「播州の秋祭り」と一括りにしてしまうのはもったいないほど、あちこちの神社で華やかに催行されています。む~パパ、10月14日、「灘のけんか祭り」で有名な白浜の宮駅を中心に少し散歩してみました。

白浜の宮駅改札口。普段は無人駅ですが、10月14・15日の「灘のけんか祭り(松原八幡神社)」開催中は駅員さんがたくさん。シャッターを開けるとガラス張りの窓口が現れます。この両日は直通特急が臨時停車します。

今年、白浜の宮駅では南側の歩道橋をエレベーター付きの新しいものにする工事が進行中。む~パパ、祭りそのものではなく盛り上がる町の雰囲気を楽しもうと、ぶらぶら妻鹿駅方向に歩くことにしました。

↑こうなるそうです。

松原八幡神社門前の練り場にある立派な観覧台。人でごった返していますが、年に1度だけ使われるための施設です。

白浜小学校には警察車両がずらり。大勢の人が訪れるだけに警備も大変ですね~。

御神灯。あちこちの家の玄関に掲げられ、祭りの雰囲気を盛り上げます。

もう少し妻鹿駅方向に歩くと御旅山に到着します。15日の本宮の日に練り合わせが行われる場所。観覧台だけでなく日頃は畑になっている山の斜面がすべて観覧場所となります。当日は人で埋め尽くされるのですが今年は残念ながら雨予報。電車の窓から見えれば良いのですが、ちょうどこの区間はトンネルに入っています。

妻鹿駅に到着。シデ棒や御神灯が良い感じです。宵宮の日に屋台は御旅山まで来ないので、人通りもまばらでした。日暮れも近いです。

さてさて、妻鹿駅から曽根駅まで電車に乗ります。この日が本宮となる曽根天満宮へ。

さすがにここは大勢の人で境内が埋まっていました。

曽根の屋台は大型で数も多いです。ずらりと並んだ屋台の前で練るのは子供屋台。人が多すぎて、ちょっと散歩気分ではこれ以上前に出ることが出来ませんでした。

曽根天満宮の鳥居と山陽電車。

さてさて、最後は的形駅へ移動。駅から7台練り合わせを見てみます。
昨年の様子はこちら


写真だけ見ると去年と同じようにも思えるのですが、それにしてもすごい人出。的形に住んでいる人がみんな集まっている気がします。いや、実際集まっているかも・・・。

夜10時。屋台が各地区へ帰り、見物のみなさんも屋台と一緒に帰ってしまいました。さっきまでの喧騒が嘘のように、いつもの静けさを取り戻した的形駅。

まだまだ続くお祭りの観覧は山陽電車で。クリックにもご協力を。
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さようなら3004号・3200号 ③3004号を追え!(後編)

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(前編より続く)

3004号に乗って妻鹿駅下車、市川橋梁にてスタンバイしたむ~パパ。

それにしても気持ち良い天気です。遠くに姫路城が見えます。

こういうときは何分も前に来て準備し練習をしておくものですが、練習台に来てしまったのは3000号。こちらもまもなく引退が予想される3000系のトップナンバー。登場当時の細い帯に復元されてから俄然人気を集めています。特に狙ってはいませんでしたが、こちらもしっかり記録しないといけません。

さて、その次の普通車としてやって来たのが3004号。少々日が高くなり顔が少し陰ってしまいましたが、まずまずの順光でした。

姫路寄り。旧塗装をイメージさせるヘッドマークが”アツい”です。

さて、電車はこのまま東へ。ちょうどお昼だったので昼食を兼ねて休憩・・・。


午後はここから。的形~八家間、妻鹿トンネル西方です。最近柵が高くなって撮影できる場所がほとんど無くなり、定員1名というところでしょうか。む~パパ、1時間前から場所取りしてしまいました。

まずは下り列車。ケーブルの影が車体に入りますが止むを得ません。

上写真の折り返し列車を同じ場所で。この日は東二見駅で車両交換し入庫したそうです。

撮影はマナーを守りましょう。通過列車に注意しホームでは黄色い点字ブロックの内側に下がってください。また利用されるお客さま・沿線のみなさまに迷惑をかけないよう、お互いにご協力をお願いします。

ここまで追い回すとお腹いっぱい。乗り降りに便利な「三宮・姫路1dayチケット」がおススメです。クリックにもご協力を。
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さようなら3004号・3200号 ②3004号を追え!(前編)

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5月末で引退する3004号・3200号。今回「さよならヘッドマーク」付きの3004号を追ってみました。当日の運用は各駅やご案内センターで教えてもらえます。沿線の有名撮影地には大勢のファンの方が出動しておられますので、さてどこで撮ろうか、と思案。

む~パパが最初にやって来たのは阪急神戸三宮駅。これはJR三ノ宮駅上りホームから撮影。結構有名な場所なので先客がいるかと思い、む~パパ30分前から場所取り(?)しましたが結局誰も来ませんでした。新快速や貨物列車、おまけに特急「はまかぜ」に被られつつも撮影に成功。

JR三ノ宮駅から阪急神戸三宮駅へ移動し、後続の特急に乗れば新開地駅で3004号の普通車に接続していました。ここは乗車して最後の乗り心地を味わうことに。

霞ヶ丘で下車して直通特急の通過待ちの間に「いつもの」撮影地へ。まだ少し早かったため側面に日が回り込んでいません。む~パパ、普段はこの時間帯にここには来ないのですが・・・。

さて次の普通車に乗って西へ。東二見で直通特急に乗り換え大塩駅で3004号に追いつきました。

ここからも3004号に乗車しましょう。的形トンネル、妻鹿トンネルと撮影名所にはファンの方がカメラを構えています。さてさて、む~パパはどこで撮影しようかな~。

降り立ったのは妻鹿駅。市川橋梁です。こんな良い天気に写真撮らなくて何とする!って感じの日和です。

(後編に続く)

撮影はマナーを守りましょう。通過列車に注意しホームでは黄色い点字ブロックの内側に下がってください。また利用されるお客さま・沿線のみなさまに迷惑をかけないよう、お互いにご協力をお願いします。

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【復刻】3000号を追え!

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睡眠4時間だったのに朝も早くから起きだしたむ~パパ、天気を確認し(晴れていたので)突然ですが塩屋へ向かいます。正面帯が細くなり、25年くらい(たぶん)前の顔に戻った山陽電車の復刻3000号が朝から走っているという情報を得て、今日こそは撮りに行こうというわけです。 以前にもご紹介しましたが、山陽電車では恐らく最も有名な撮影地、塩屋のSカーブ。5000号のS特急。冬の早朝ゆえ、む~パパ到着時はまだ電車を撮っても「赤い」状態。にも関わらず、この場所に来るとすでに先客がおひとり。3000号の通過時刻が迫るにつれ増え始め、結局6人になりました。挨拶から始まり、電車待ちの間は情報交換をします。みなさん頑張っておられます。

踏切のところに2人、その西に2人、東にむ~パパともう1人の計6人。Sカーブで電車が躍動的に写ること、異人館グッゲンハイム邸の石垣と生垣がうまく電車の背景に入り、ごちゃごちゃせずきれいな緑が入ること、大阪方面から近くJR駅に隣接(コラ!)していて交通の便が良いことから、神戸市内では須磨駅と並んで人気のある撮影地です。ただ、撮影時間帯は10時過ぎまでといったところでしょうか。11時になると電車の顔が陰ってしまいます。 目的の3000号がやって来ました。正面が磨かれてピカピカ光っており、往時のイメージとは違うのですが、懐かしい顔です。今度はきちんと撮れました。 帯が太かった以前の3000号。同じ塩屋付近(上写真より少し東側)ですが、11時を過ぎていて顔が陰に・・・。この時間帯はもっと西に行かねばならなかったのです。同列車を友人たちはちゃっかり霞ヶ丘で撮っていました。

さて。一応目的を果たしたわけですが、そのうち下り列車で戻って来るので「どこで撮ろうかな。」と。午前中の下り列車なので撮れるところは無いのですが、今回は垂水駅でスナップ程度に・・・。 完全に逆光ですが、かえってアルミ車体の柔らかい反射が表現できたように思いますが、いかがでしょう?

次は、この電車が姫路に着いて折り返してくる上り列車をもう一度狙います。いろいろ考えたのですが、今回は姫路方面での定番撮影地、妻鹿トンネル東方に行くことにしました。塩屋でお会いした方が先週行かれたそうで「やっぱりこの構図ですよね!」とかなんとか・・・。 以前「官兵衛号」撮影でもご紹介しましたが、白浜の宮駅から西へ15分ほど歩いたところです。トンネルから出てくるところを撮ります。この場所、背景にトンネルと民家の庭木を入れるのがベストで、もっと引くと背景に家が写ってしまいごちゃごちゃしてしまいます。

まあ、む~パパ的には納得出来たのですが、あまりに天気が良かったのと予想外に暖かかったので妻鹿駅まで歩いてみました。 市川を渡る5000系の普通列車。3000号、次はこっちで撮ってみようかな。

沿線での撮影には乗り降り自由で便利な各種1dayチケットがお奨めです。

6000系登場で去就が注目される3000号。「楽しいむ~さん一家」では、これからも追い続けます。クリックにもご協力を。
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快走!官兵衛号【妻鹿隧道編】

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「快走!官兵衛号」シリーズ第3回目。今回は「姫路ウィーク」ということで姫路市内の撮影地に出かけました。ファンの方にはよく知られた場所です。

トンネルを出てくる3000系を激写!ここは白浜の宮~妻鹿間にある妻鹿隧道(トンネル)の東側。ちょうど両駅の中間付近で、白浜の宮駅から国道250号線を姫路方に歩いて10分くらいのところ。順光はもちろん午前の上り列車。む~パパ、ちょっと寝坊したので現地到着が昼過ぎになってしまい、この写真では正面はもう陰になっています。はっきり言って失敗。もっと早起きしないと・・・。ここ、妻鹿隧道東踏切道から20mほど姫路方の線路際なんですが、この踏切道から下り列車を撮ると・・・、

こ~んな感じで6両編成がキッチリ収まるんですね。このアングルの撮影可能時間帯は昼以後。側面は陰になります。(阪神8000系)

これに味をしめ、ちょっと油断しているうちに「官兵衛号」が来てしまいました。やむを得ず、そのまま踏切道から狙いましたが・・・、

うわ~、顔ばっかり。3両目までしか入りません。見事に失敗です~。

後追いで1枚。もはや敗北感でいっぱい・・・。

「バスまつり」ヘッドマーク付きの山陽5000系直通特急。理想としては背景にトンネルと緑を入れたこのアングルで「官兵衛号」を撮りたかったわけですが、後の祭り。

ここで撮ると、6両編成だと4両くらいがトンネルから外に出ていて、後ろはまだ中です。昔、山陽電車が最大4両編成だったころは、結構このアングルで撮られる方も多かったようなのですが、特急が6両編成になり、一部がトンネルの中なのを嫌われたのか、最近ここでの作例は少なくなりました。

昼を過ぎると下り列車が順光になるので、こういう写真を撮ったりもしますが、これでは妻鹿隧道のそばにいる意味が無いのではないか、と。



またチャレンジするのだ!

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なぜか同じ日に国府山城址を

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あまQさんが妻鹿駅で電車を撮影し御旅山に登っていた、その数時間後。む~さん一家が妻鹿駅に降り立ちました。本当は天気が良かったので市川で山陽電車を撮ろうと思っていたのですが、途中で曇って来るわ雨は降るわで戦意が消失していたのです。

本当は南側から国府山をバックに電車が撮れるかどうかを試したかったのですが、どうも列車全景を入れて撮るのは難しそうだ、と。曇っていたので日光を気にする必要がなくなり、山側(北側)から撮ってみましたが・・・。3000系の3078号。21年に渡って製造された3000系のうち1985(昭和60)年に製造された最終編成です。当初3両編成でデビュー、のちクロスシート化改造を受け、6両編成として特急にも使用されましたが、現在は4両編成で活躍しています。翌1986(昭和61)年からは5000系の製造に移行しています。

すっかり有名になった「黒田職隆」のお墓を経由して国府山城址への登山道の入口、荒神社へ。国府山城はご存じ黒田官兵衛が秀吉に姫路城を譲った後一族を移らせた場所。実はむ~パパ、別件で以前来たことがあるのですが、その際荒神社の清掃をしていた地元の方からは「年代的に官兵衛は忙しい時期で国府山城に住んだことはないはず。一族がいるので立ち寄ったりしたことはあったでしょうが。」と聞いていました。目薬で財を成したという話も懐疑的で「利益があったとしても膨大な数を売らねばならない。」とも。しかしながら、武士としては隠したほうが良いような目薬売りの話が伝わっている以上、何らかの形で目薬や広峰神社との関係があったんだろうな、とは思います。

妻鹿城(国府山城)址の立派な石碑。ふとそれを囲む柵に刻まれた寄進者の名前を見ると、左に「黒田長禮」の名が。すでに故人となっておられますが福岡藩最後の藩主黒田長知のお孫さんで、黒田家14代当主。鳥類学者だったとのことです。姫路との縁が現代までつながっていることに少し感動しました。

実は雨上がりに山登りするのは危険です。整備はされていますが山道であることは変わりません。きちんと晴れた日に行きましょう!頂上ではごく最近整備されたと思われる写真看板がありました。

美しい姿を現した姫路城が遠くに見えます(黄色丸印のところ)。姫路市街、眼下には市川が流れています。もう少し回り込めば御着のほうも望めることでしょう。

南側は市川河口から瀬戸内海、小豆島がよく見えます。交通の要所が効率良く監視できる戦略上のポイントだということが分かります。

ところで、下山するときにも滑って何度か転びそうになりました。ご訪問される場合は足元に十分注意してください。それにしても「官兵衛効果」でしょうか、こんな天気の日でも訪れる人をちらほら見かけました。中には「福岡」ナンバーのクルマで来られている方もいて・・・(官兵衛ゆかりの地を「地元民」として訪れているのでしょう。)。

もちろん電車で来ていただきたいんですけど!

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