前編より続きます。
神戸電鉄からJRに乗り換え、福知山線旧線の廃線跡を散策するむ~さん一家。
紅葉が美しかったです。
いくつ目かのトンネルを抜けると、前方のトンネルとの間に赤く錆びた鉄橋が見えます。この廃線跡ウォーキングのハイライト、第2武庫川橋梁です。
以前は係員用通路を歩いていたようですが、現在は線路跡にしっかりした歩道が設置され安全に歩くことができます。赤錆びた鉄の色に時の流れを感じますね。
鉄橋を渡るとまたトンネル。横溝尾トンネルというそうです。記念撮影をしている家族がおられました。
トンネル内の待避所でいくら待っても来ることは無い列車を待避するむ~さん。
24㎞のキロポスト。起点は尼崎駅でしょうか。今は無き尼崎港駅でしょうか・・・。福知山線は元々馬車鉄道としてスタート、阪鶴鉄道に買収されましたが、後に国有化。鉄道経営から退いた株主が箕面有馬電気鉄道(現在の阪急電鉄)を興します。意外なところで福知山線と阪急電鉄は繋がっています。
錆びて読みにくくなっていますが、どうやら制限速度60㎞/hを示す標識のようです。
何気なく歩いていると見落としそうですが、少しカーブしたプレートガーダー橋が。古びた橋脚も魅力的。列車が来れば本当に絵になったと思います。
この後も廃線跡は残っていますが、ハイキングコースとして歩けるのはこの辺りまで。生瀬駅までは少々遠いですが国道176号沿いを歩くことになります。「JR福知山線」とありますが、国鉄時代に廃線になっていますので、正確には「(旧)国鉄福知山線」と書くべきではないかと、ちょっと思いました。
生瀬駅から宝塚駅まではたった1駅。このままJRで大阪方面に出るも良し、阪急電車に乗り換え神戸方面に帰るも良し。
メタボなむ~パパにピッタリのハイキングでした。クリックにもご協力を。
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