前回3000系復刻ツートンカラー「マニア編」の予告をしました。が、同じ内容の投稿を以前していたことを発見(!)。というわけで、詳しくは昨年1月の【さよなら】今月末に引退する3024号・3202号で予習していただくとして・・・。今回3タイプの混成となっている3000系復刻ツートンカラーを「楽しいむ~さん一家」らしくマニアックに見てみましょう。
3030号。3000系3次車後期型(通称3.5次車)。
3615号。3000系3次車前期型(通称3.0次車)。
一見同じ顔です。間違い探しのようですが、微妙に違っています。
あと、多くの方が気付かれていると思いますが、3号車3505号と他の3両の塗り分け線がずれている件。
拡大してみると3号車(右から2両目)3505号のみ車体裾が下がっているのがお分かりいただけるかと思います。車体全体が下がっているのではなく、床面高さが低いためです。全体の写真を見ていただければ分かりますが、雨どいの高さは同じで屋根高さは揃っています。
真横から見ます。右が3次車3031、左が2次車3505。a>bであることが分かります。これが1両だけ塗り分け線がずれている原因です。旧塗装時代にもこのような現象は見られました。つまり今回の旧塗装が非常に忠実に再現されているとも言えます。ちなみに3060編成はこの関係が逆(3号車3506のみ3次車)になります。また後日ご紹介しましょう。
いかがでしたか?3000系は知れば知るほど「沼」が広がっていますよ!
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確か3.0次車は最初3000系の増結用に使われていたと聞いたことがあります。
3000系は個体別に違いがあるって言うかすべての編成に個性があるんですよねww
近頃の3030Fはまた運用から外れがちらしいですね…
5000系列の車両不足が3両編成に響いてる現状からして、4両編成の一部が暫定3両編成として運用されそうですが、旧塗装の3両編成も見てみたいですね。
山陽沿線出身の名古屋市民さま いつもコメントありがとうございます。3.0次車は当初姫路寄り先頭車が先行して製作されました。趣味の大先輩によると在来編成のT車代用あるいは4両目など製造時はあちこちに入っており、その後の複雑な編成替えを経て昭和50年代に概ね整理されたようです。最後は比較的有名な3018編成(3018-3019-3619-3609)が残っていました。旧塗装の3両編成は面白そうです。実現すればまた撮影しなければ・・・。