楽しいむ〜さん一家

もう見ることが出来ない!現塗装時代の3030号

投稿日:



いよいよ7月5日に復活デビューを果たす山陽電車の旧塗装。山陽沿線で生まれ育ったむ~パパ、高校生までこの旧塗装に親しんだ世代のため、もう「刷り込み」状態。誰が何と言おうと死ぬまでに一度は見てみたいものの一つ(全部ではないですね、さすがに。)でした。旧塗装となる3030号は、すでに工場で塗装作業をしているそうですので、そう、もう二度と現塗装の3030号を見ることは出来ないのです!今日はむ~パパが撮りためた現塗装時代の3030号を披露しましょう。

林崎松江海岸~藤江間の桜並木を走る3030号。(2014.4.12)

伊保駅に進入する3030号。3000系の3次型に当たる車両ですが、3両目の3505号は2次車で床面高さが低いため、窓も低い位置に付いています。この角度で写真を撮ると1両だけ窓や車体の裾が少し下がっていて、4両がきれいに揃っていないのがよく分かります。なお3次型のうち3028号以降は後期製造タイプで、貫通路位置と連結器左右の形態が前期製造分とは異なります。(2014.4.12)

3030号の姫路寄り先頭車3615号は3次型のうち前期製造タイプ。連結器左右に水切りがあります。姫路寄り先頭車3600形は電動車より先行して製造され、当時は2次型の編成に組み込まれていました。(2016.5.15 滝の茶屋~東垂水)

垂水駅に停車する3030号と3064号。3064号は当初より冷房付きで登場した3050形(当時は3050系と呼ばれていました。)。3056号以降は空気ばね台車を履いています。この2編成を見てもヘッドライトケースや幌枠の形状に細かい差異が見られます。一見同じように見えて多くのバリエーションがあるのが3000系の魅力と言えるでしょう。(2016.5.28)

阪急神戸三宮駅で折り返す3030号。一時的に3両編成となった姿です。(2017.11.18)

廃車となり東二見車庫の奥に押し込まれた3555号(2006.2.18)。3030号は冷房が無い時代から3号車に2000系から改造された3550形3555号を挟んでおり、冷房化~塗装変更はその4両編成(3030-3031-3555-3615)で過ごしています。厳密には旧塗装時代に現在の編成で走ったことは無いはずですが、実現可能な最高の姿で再びみなさんの目の前に姿を現すことでしょう。

その日が来るのが待ち遠しいです!クリックにもご協力を。
にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 兵庫県情報へ
にほんブログ村

もう見ることが出来ない!現塗装時代の3030号” への4件のコメント

  1. 懐かしい塗装が蘇りますね。
    方向幕も白地に変更してほしいところですが、どうなるかお楽しみですね。
    塗装が終わったら試運転が待ちどおしい。
    板宿、西代の地下駅と西新町〜人丸前間の高架区間は旧塗装としては、初となるので、これらの場所で撮りたいです。

    • ヨッシーさま コメントありがとうございます。
      白地幕についてはイベント等での撮影用に数コマ用意されていますが、ローマ字が付いていないため営業には使用しないとのことです。確かに山陽電車の沿線でも旧塗装との組み合わせが存在しない区間ってありますね~。私も撮影したいです!

  2. これで3030fの引退時期も決定した事になりましたね。
    今年の増備は4連3本になるそうなので、3050F~54Fの3本が置き換わる計算が有力ですね…
    これから山陽沿線は撮り鉄が集結することになりそうです。

    • 山陽沿線出身の名古屋市民さま コメントありがとうございます。未更新の3000系は3030号を含め7編成を残すのみとなりました。何号から消えていくのか興味は尽きないところですが、いずれにしても予断を許さない状況です。今のうちに記録しておきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。