楽しいむ〜さん一家

【悲劇の高性能機】EF200形が引退

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1990年、JR貨物として民営化されてから初めて開発された電気機関車EF200形。国鉄時代とは大幅に変化したデザインや、その高い性能から鉄道友の会「ローレル賞」を受賞した車両です。しかし、いろんな制約から所期の高性能を発揮出来ず21両が製造されただけに終わり、近年は部品確保のために廃車が続出するなど消滅は時間の問題と思われていました。東海道・山陽本線で使用され、最近は大阪以西で運用されていたこともあって山陽電車と並走するシーンも多く、む~パパ、そろそろ危ないと言いつつ「まだ撮れるだろう」と思っていた矢先、3月28日をもってひっそりと引退してしまったことを後から知りました。

山陽本線を走る10号機。む~パパ、この塗装になってからの写真しか撮っていなかったことが悔やまれます・・・。(2016.3.5 須磨駅)

何号機か分かりませんが、EF210形の308号機に牽かれて回送される姿(2両目です)を偶然撮っていました。(2016.3.5 須磨駅)

こちらは逆に回送のEF66形を従えて下って来た7号機。そもそも国鉄時代に登場したEF66形(写真はJR化後に増備された100番台)を置き換えるために登場したはずのEF200形が国鉄時代に登場した機関車より先に姿を消すことになるとは、まさに運命のいたずらと言えるでしょう。(2016.12.4 須磨海浜公園駅)

にしても、む~パパ、EF200はまともに撮れていません(涙)。


最後に撮ったのは三ノ宮駅。阪急神戸三宮駅で折り返す「Last Run」ヘッドマーク付きの山陽電車3004号をJRのホームから撮ろうとしていると、

上って来た17号機。山陽電車を撮りに来ていて、全くノーマークだったこともあり、まるで小学生の撮った写真のようですが・・・。(2017.5.20 三ノ宮駅)

その後も、山陽電車の車窓から隣を走るEF200形の姿をちょくちょく見ていたのですが、何とか山陽電車と並走する姿を撮りたいと思いつつ結局果たせませんでした。

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【悲劇の高性能機】EF200形が引退” への2件のコメント

  1. EF200はダイヤ改正で引退するのではと予想していましたが、走行距離の関係でしばらく残っていましたね。
    EF200の引退はここで知りましたが、然程驚くものではありませんでした。
    [余談(と言う名の本題)]
    今日、名古屋の自宅に戻ったのですが、5702Fや阪神1000系のラッピング車両二種(灘五郎・台湾PR)に近鉄奈良線100周年ラッピング、9300系の3編成全てに巡り会うなど、かなり濃い一日となりました。特に5702Fに至っては尼崎駅留置線に入線しているのを目撃したのですが、これはレアなのでしょうか…?
    名古屋駅で市バスに乗ろうとしたら5時間前のバスが出ていないと言う表示が出ていて驚きましたww

    • 山陽沿線出身の名古屋市民さま コメントありがとうございます。EF200については最後まで3両が残り、改正後も少し走っていました。予告してファンが集まるのを避けたのか、予備的な運用で読めなかったのか分かりませんが、国産では最大出力を誇る機関車としては寂しい最後でしたね。さて、山陽車両の尼崎出入庫は通常ダイヤとして設定されていますので、2日はそこに5702号が入っていたということだろうと思います。

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