6000系の増備により3000系の引退が進んでいますが、このほど3200形の残り2編成3206・3208号に「Last Run」ヘッドマークが掲出され、2月末限りで引退することが明らかとなりました。これにより2000系の主電動機を使用した3200形は全廃となり、山陽電車にとって一つの時代が終わることとなります。
む~パパ、2編成とも網干線に入ったこの週末、久々に山陽電車撮影に出動しました。
飾磨駅で出発を待つヘッドマーク付き3206号。
ヘッドマークには旧車番である3034号時代の旧塗装・冷房改造後のイラストが描かれています。
3号車3617号のヘッドマークは従来と似たデザインで、イラストは3034と合わせた冷房改造後の姿。最近ファンの間でリフレッシュされていない3000系に対する呼び名「3000クラシック」の文字が新たに追加されました。3618号も同デザインです。
もう1編成の3208号。
こちらは元3036号の車番が。イラストは行先が姫路とされ、3206号とは違い尾灯が点灯している状態となっています。
さてさて、沿線に撮影に出掛けましょう。
西飾磨駅で行き交う3206号と6003号。世代交代を印象付ける一コマです。
2編成が並んだ貴重なシーンも。この日はヘッドマーク付き2編成が両方とも網干線に入っていたので、粘れば天満駅と西飾磨駅で両者の並びを撮影出来たファンも多かったことでしょう。(天満駅)
本当のところは上り方で撮りたかったのですが、出動時刻が遅かったため順光で撮るなら下り方からの撮影に事実上限定されてしまいました。11時までに来なければなりませんが、その時間は曇っていたとのことです。
ここからは走っている姿を狙います。
天満駅~平松駅間の、む~パパお気に入りポイント。本当は架線柱の無い山側から撮りたいのですが、太陽のコースから見て4月~6月くらいしか撮れないはずなので、冬場は仕方ありません。3206号。
少々移動して3208号も撮りました。網干線って空が広いですね~。そんなことを思うのはむ~パパだけかも知れませんけれど。
む~パパ、もう少し西へ移動します。
ここも午後からのむ~パパお気に入りポイントで3206号を。平松駅~網干駅間、太田川西踏切。同業者が数名おられました。なかなかの人気です。
3208号も撮りました。画面左側の木は桜で、咲けばこの角度から撮れそうなものですが、実は桜の季節になると太陽の角度も変わり山側から日が差してしまうため、側面が全部影になってしまうのです・・・。
お気に入り網干線撮影ポイントで一通り撮影出来たので、この日は引き上げ。
飾磨駅の「山陽そば」で豚角煮丼セットをいただきました。
撮影はマナーを守りましょう。通過列車に注意しホームでは黄色い点字ブロックの内側に下がってください。また利用されるお客さま・沿線のみなさまに迷惑をかけないよう、お互いにご協力をお願いします。
2/28まで、3200形の活躍もあとわずかとなりました。クリックにもご協力を。
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