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【20周年】明石海峡大橋開通当時の山陽高速バス(中編)

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前回は今からちょうど20年前、明石海峡大橋開通当日の山陽高速バスの様子をお届けしたわけですが、今回は当時活躍した懐かしい車両たちをご紹介します。

明石海峡大橋開通時、山陽バスでは専用車を新造せず全車他用途からの転用車で開業に備えました。その内訳は夜間高速バスから2両、貸切バスから6両の計8両でした。貴重な全車の写真記録です。

7002号。元熊本線用の夜間高速バス車両で、3列26人乗りカーテン付きの豪華仕様でした。トイレが付いていたため4列シートに改造の上、徳島線に転用されました。写真は熊本線で活躍していた原型時の姿です。(いすゞP-LV719R 西日本車体 1990年式)

7103号。立川線用として登場した車両で、高速バスのベストセラーである三菱ふそうエアロクイーンMです。7002号同様、3列から4列シートに改造され徳島線に転用されました。(三菱ふそうU-MS729S 1991年式)

7606号。後輪2軸のエアロクイーンW。貸切バスから転用されたもので元8614号です。トイレは無く淡路線(シャトル便・学園都市~洲本線)で用いられました。
(三菱ふそうP-MU525TA 1986年式)

7606号の貸切バス時代。当時は8614号でした。後輪2軸の観光バスは高価で、当時でも珍しい存在でした。

7607号。7606号と同期の元貸切バスで登場時は8615号でした。

7708号。山陽バスの貸切バスにはエアロクイーンWが3両ありましたが、全車淡路線の高速バスに転用されました。7708号は元8716号です。
(三菱ふそうP-MU525TA 1987年式)

エアロクイーンWそのものが珍しい存在だったため、7606・7607・7708の3両はファンからも注目されていましたが、古参車だったこともありその活躍は短く、明石海峡大橋開業翌年の1999年に投入されたいすゞガーラに置き換えられ、高速バス転用後わずか1年で姿を消しました。
廃車となり、ナンバープレートが外された7606号。

残り3両は後編でご紹介します。クリックにもご協力を!
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