楽しいむ〜さん一家

姫路みなと祭海上花火大会2015

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む~さん一家、昨年初めて姫路みなと祭り海上花火大会に参戦しましたが、近くで迫力ある花火が見られるわりには混雑もほどほどで、子連れでも安心の大会であることから、今年も迷わずやって来ました。

7月25日の土曜日夕刻、山陽電車の飾磨駅に到着する電車から、続々と家族連れやカップルが吐き出されてきます。浴衣を着ている女性も結構おられます。

みなさんが向かう先は飾磨駅北側のロータリー。17時より無料のバスが会場の姫路港までピストン運行していますが、みるみるうちに行列はロータリーをはみ出して北へ向かって伸びて行きます。神姫観光バス、む~パパの見ている範囲で11台が出動。

行列は長かったのですが、バスの輸送力もなかなかのもの。比較的スムーズに会場近くのみなとドーム前まで運んでいただきました。冷房も効いて快適に移動です。そう言えば、昨年はエアロエースでしたが、今年は当たりませんでした。残念。

昨年と同じ角度の写真ではありますが、開始1時間前18:30の状況です。ご覧のとおり、比較的余裕があります。昨年は気付かなかったのですが、外国から来られた方が大勢おられました。日本の花火が珍しいのでしょうか・・・?

む~パパ、ビールと焼き鳥を買い求め、待ち時間を過ごします。電車+バス=酒ですよね!やはり花火大会は公共交通機関で来るのが良いです。ほろ酔い気分で、というより、1時間で結構飲んでしまい、そこそこ酔ってしまったというのが本当のところ・・・。

それはともかく、昨年比1.6倍という5000発の花火が姫路港の夜空を彩りました。




これはもう、写真で見ても仕方がありません。自分の目で見ないことには値打ちが無いでしょう。特に姫路市HPでの宣伝文にある”他ではなかな見られない「10号玉」”というのが、実はどれに当たるのか分かっていないのですが、首を上に傾けないと見られないところまで上昇する花火は素晴らしいものです。

さて、帰り。バスに乗るにもさすがに列が長すぎ、昨年同様飾磨駅まで歩きました。今年は暑かったですが湿度が少し低かったと見え、だいぶ歩きやすかったです。

また、来年。

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【納涼】沿線を離れ箕面の滝へ

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台風一過、どこまでも真夏を思わせる青空の下、む~さん一家、阪急箕面駅に降り立ちました。暑いです。溶けそうです・・・。

ハイキングでしょうか?大勢の「それらしき」方々が集まっています。大阪の人にとっては比較的メジャーな箕面の滝までは駅前の「滝道」をたどること2.6㎞。本来は紅葉の季節に来るべきなのでしょうが、夏に来るからこそ”滝”の値打ちもあるというもの。

駅前からすぐ土産物店が連なっていますが、名物は「もみじの天ぷら」

ここも。

そして、ここも。

なにせ箕面名物ということですが、む~パパ、実は何度も通りながら食べたことはないのです。今回は「食べよう」と思いつつ、あまりの暑さに揚げ物を食べる勇気がなく断念。

途中には木造3階建ての風情ある料理屋も。「旅籠」っていう雰囲気です。江戸時代より納涼客で賑わったという箕面。風情ある歴史的(かどうかは調べていませんが)建造物も数多く見られます。

ここからは山に入ります。気温も湿度も幾分下がり、歩きやすくなってきました。

と、途中でカメラマンが多数。長い望遠レンズを構えて何やら撮影中。一緒に歩いていた方に「コノハズクがいるんですよ」と教えていただきました。フクロウです。

ちょっとのぞかせていただきました。む~さん一家全員、野生のフクロウを見るのは初めてです。どうやら2羽がつがいでいるらしく、毎日ここで見ることができるとか。望遠鏡で見るとはっきり大きく見えました。

デジカメでは望遠が足りずにシルエットのみですが・・・。

さてさて、大滝まで来ました。台風のため水量が増加し、滝はいつもの倍ほど幅があり、とても迫力がありました。また、ここだけが非常に涼しく下界とは別世界です。考えることはみな同じと見え大勢の見物客があふれていますが、ひょっとして、その半分近くが外国から来られた観光客のみなさま(?)のようです。山陽沿線はもちろん、外国から多くの観光客に来ていただいて、日本や関西の良さを知ってもらえれば、と思います。

そうそう、帰りにかつての箕面名物、サルに出会ったことも付け加えておきます。

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日本の地下鉄1号車に山陽電車の台車が!

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む~パパ、今回は東京!取材です。朝も早くから地下鉄東西線に乗ってやって来たのは葛西駅。地下鉄とは名ばかりの立派な高架鉄道です。

有楽町線から東西線に移った07系がやって来ました。結構レアな存在です。

その葛西駅の高架下に、日本で唯一の「地下鉄博物館」があります。

こちらは地下鉄に関する様々な資料が展示されていますが、今回のお目当ては↑これ。日本最初の地下鉄車両である東京地下鉄道1000形の1号車です。「近代化産業遺産」に指定されています。以前は神田の交通博物館(現在は閉館)に展示されていましたが、地下鉄博物館開館に伴いこちらへ移動してきました。

さて、話はここから。この東京地下鉄道1000形。1927年、日本で初めての地下鉄が上野~浅草間を開業した際に用意された電車です。戦後、台車を交換し元の台車を地方私鉄に払い下げたのですが、その一部が山陽電車で使われていました。この1001号も最初とは違う台車が付いていたのですが、博物館で復元する際、山陽電車から寄贈された台車に交換し、めでたく登場時の姿を取り戻したのです。

これが東京から山陽電車に来て使われ、再び元の車体に戻った台車です。第3軌条式といって屋根のパンタグラフからではなく、線路をもう1本敷いて台車に付いたシューから電気を取り入れる方式です。もちろん、このシューは山陽電車時代には付けられていませんでした。
台車に付いているプレート。はっきりしないのですが、恐らく山陽電車が取り付けた管理用プレートがそのまま残っているものと思われます。

打子式ATS。昭和初期、すでに地下鉄にはATSが装備されていました。

さて、この台車は山陽電車では250形の256-257号に付いていたものです。1980年、この2両が廃車になった際、台車をこの1001号にお返ししたのですが、なんと2015年の現在も台車の無くなった車体が現存しています。

山陽電車東二見工場の北側、コンビニエンスストアに面した側に電車の車体が倉庫として使われています。これが256号です。実は相方の257号も工場内の別の場所に倉庫として残っていましたが、現存しません。いかにも模型の雑誌に出て来そうな電車の倉庫ですね!

車体と台車。遠く離れた地で、その両方が現存しているのは偶然でもあり、面白いことだと思います。


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【ビックリ】山陽バスに明石市バスが復活!?

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2012年3月16日、その使命を終え姿を消した明石市バス。お役御免となった車両たちは遠く離れた土地へお嫁入りしたものもありますが、最終日まで走った車両は山陽バスと神姫バスに引き取られ、それぞれ新しい活躍の場を得ています。

神戸市バスを従え学園都市駅を出発する山陽バス5319号車。元明石市バスの1085号車。
(2012.7.8 学園都市駅)

山陽バス5319号車の明石市バス時代の姿。(2012.2.26 明石駅)


神姫バスで活躍する元明石市バス1462号車。(2013.3.31 伊川谷駅)

一部で公募により選ばれたカラーリングの車両については、現在も明石市バス時代そのままの姿で活躍していますが、旧来の標準色車両は全て譲渡先のカラーリングに改められており、よほどのマニアでないと「元明石市バス」であることは分からなくなっています。


明石市民公募デザインの車両の一例。明石市時代そのままの塗装で活躍中。神姫バスに移籍した元明石市バス1611号車。(2014.12.28 西神中央駅)

ところが、このほど山陽バスに「明石市営バスの標準色を完全再現した」車両が登場し、話題になっています。これはむ~パパ、撮りに行かねばなりません!お友達情報により走っている場所をキャッチし、学園都市駅で待ち構えること数分、目的の車両が現れました!

山陽バス5420号車。(日産ディーゼルKL-UA452KAN改 西日本車体 2004年式)

社名・シンボルマークや社番、「ノンステップバス」表記は山陽バスのものに改められていますが、完璧にあの懐かしい明石市バスの姿が再現されています!もう感激!加えて、明石市バスが学園都市駅前にいる、この違和感!たまりません。

で、なぜ突然こんなリバイバルカラーが出現したのか定かではないのですが・・・。



明石市バス時代の姿。

この車両、明石市バス時代に側面にラッピング広告が付いており、その姿のまま山陽バスに移って来ました。山陽バスでは前面や屋上機器だけ黄色く塗っていたため(む~パパ、まさかこんなことになると思わず、黄色い顔をしていた頃は撮影していません!)、広告をはがしたら明石市バスのカラーリングが出てきたのではないか?と。なら「全体を明石市バスの姿に戻してしまえ!」となったのでは?
こういう元事業者のカラーリング再現車、鉄道ではよくありますがバスはなかなか珍しい取り組みではないでしょうか?

ちなみに、この車両、NicoPa対応でないため肝心の明石駅前に出て来ることはないそうです。ちょっと、残念・・・。

この車両、経年からしてさほど長く活躍するわけではないと思われます。撮影・乗車はお早めに!
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