楽しいむ〜さん一家

【発掘】山陽電車に乗り入れる阪急電車

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神戸高速鉄道が開業した1968年から1998年まで30年に渡って続いた、阪急電鉄と山陽電車の相互乗り入れ。む~パパ、小学校の時から撮っていた写真が出てきましたので、少し公開したいと思います。小学生ゆえ撮影技術が未熟なのはご容赦を・・・。山陽電車の線内を走る阪急電車の姿です。

「ポートピア81」のヘッドマークが付いていますので、1981年であることは間違いないとして、東須磨駅に進入する阪急梅田行き特急。今は亡き5200系です。阪急初の冷房車で、深い屋根が印象的でした。当時、三宮で連結・解放する運用は6000・7000系に替わっていましたが、昼間は5200系だけでなく、3000系や5100系も須磨浦まで乗り入れていました。

上の写真の続きです。5200系が東須磨駅に到着しています。隣には山陽電車の特急待ちでしょうか?須磨浦公園行きの阪急特急が停車しています。こちらは当時最新鋭の7000系7001号の編成。6両編成で山陽電車に乗り入れていた期間は短く、ほどなく8両編成となり新開地以西には乗り入れなくなりました。

東須磨~月見山間を走る須磨浦公園行きの阪急特急。当時は現在のように貫通扉中央にヘッドマークを取り付けるための器具は無く、「ポートピア81」用に仮設の取り付け枠が設置されていました。写真の7003号の編成は登場直後は6両編成で山陽電車への乗り入れに使用されていましたが、こちらも後に8連化されています。現在は久しぶりの6両編成に戻り、今津線で活躍しています。

今津線で活躍する最近の7003号。山陽電車乗り入れ時代と同じ6両編成に戻っています。屋根部分が白く塗装されて久しいですが、む~パパ個人的に、マルーン一色時代のほうが好みではあります。

地下化工事が進む東須磨~板宿間を走る阪急6000系。1988年の撮影。6000系が山陽電車乗り入れに使用されるようになったのは1977(昭和52)年のこと。1998年の乗り入れ中止まで使用され、山陽電車線内ではお馴染みの存在でした。神戸線の6000系、乗り入れ中止後は宝塚線に転属したり、甲陽線や今津線でのワンマン運転に用いられたりと仲間はバラバラとなり、神戸本線でその姿を見ることも無くなりました。

地下化工事で仮線となった西代~板宿間を走る阪急7000系(1988年)。バブル絶頂期の当時、阪急電車で増備が進んだ7000系の増結用車です。新製直後にはなぜか山陽電車への乗り入れに多用されていました。

須磨浦公園駅で並ぶ阪急と阪神の特急。む~パパ的には、つい昨日のことのように思えるのですが、この光景が見られなくなって17年。若いファンの方には想像も出来ないことなのかと思うと、「オッサンになったな~」と感慨にふけってしまいます。

「ちょっと懐かしい」はずが実は「かなり昔の」光景になってしまいました・・・。
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