楽しいむ〜さん一家

山陽・鉄道フェスティバル「鉄道模型コーナー」で。

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素晴らしい秋晴れに恵まれた10月25日(土)、「山陽・鉄道フェスティバル」が開催されました。む~パパ、もう十数年このイベントに出動しているわけですが、その中で「鉄道模型コーナー」の充実度がここ数年ハンパ無い状況になってきているのでご紹介しましょう。

いつも満員御礼、大盛況の会場です。こちらの鉄道模型は縮尺150分の1の「Nゲージ」ではありません。その倍の大きさ、縮尺80分の1「HOゲージ」と呼ばれるもの。「神戸の私鉄と、線路がつながる仲間たち」というテーマは数年前から変わりませんが、車両数がついに300両を突破、史上最大の規模となっています。この車両たち、市販されているものはごくわずか。ほとんどが愛好家のみなさまが紙やプラスチックから自作したものです。ここまで手作りの模型車両が集まるのは「関西でもここだけ」です。

中央にある「姫路駅」を模した駅部分。阪神8000系や山陽5000系・5030系が集います。今年初めて登場したのは下に敷いた緑色のモケット。実は昔の山陽電車に使われていたシート生地なんです。懐かしい!

なんば線を通じて線路がつながる近鉄の電車たち。「しまかぜ」「楽」などカラフルで夢のある車両ですね。ちなみに製作は近鉄の社員さんです。

年末にマイクロエース社から発売される山陽電車のNゲージ模型も展示されていました。

手前の道路には山陽バスの姿も・・・。

フェスティバルでは20分走行・解説が行われました。その回ごとに走る車両が変わっていたようですが・・・。関西私鉄のイベントの中でも随一の規模を誇る山陽・鉄道フェスティバルの鉄道模型コーナー、これからも充実していってほしいものです。

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神鉄トレインフェスティバル2014へ行ってみた。

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10月14日は「鉄道の日」。1872(明治5)年、新橋~横浜間において日本で初めて鉄道が走った日です。このため10月は全国各地で協賛イベントが開かれます。関西でも毎週末はどこかで鉄道会社の工場公開などが目白押し。そんな中でもトップを切る形で5日の日曜日に開かれた神戸電鉄「神鉄トレインフェスティバル」へ、む~さん&む~パパ、足を運んでみました。

まず新開地駅で下車します。山陽電車からも便利ですね。

ホームの一番後ろから1階上がったところに神戸電鉄のホームがあります。

電車で山を登ること約10分。鈴蘭台駅で下車します。電車で来た方向に10分程度戻って行くと、神戸電鉄の車庫・工場があります。

いつもは空気で膨らませたアーチ型の門が出迎えてくれるのですが、台風接近につき強風の恐れがあるため横断幕だけになっていました。まあ、何とか天気は持ちそうです。

要するに工場見学なんですが、中でイベントをしています。ミニ電車に乗せてもらえたり、沿線グルメの店があったり、運転士・車掌体験が出来たりと盛りだくさんの内容でした。「全国登山鉄道パーミル会」ヘッドマークを付けた6000系の前で、む~さん、ポーズもキマッています。

HOゲージ鉄道模型の展示走行。神戸電鉄のHOゲージ模型は製品にはありません。ここにある模型は全て手作り。頭が下がります。

さてさて。この種のイベントで定番と言える「電車撮影会」。鈴蘭台の車庫は狭いので別会場、見津車庫というところで開催されています。そこまで無料特別列車で送迎してもらえます。これは大サービス!!

早速車庫から直接、6000系(第2編成)の特別列車に乗り込みます。発車間際に行ったら満員で座るところがありませんでした・・・。
見津車庫。3本の列車が止めてあり、特別列車が最後に並んで4本になるという”憎い”演出です。今回はデ1350形1353、デ3000形3003、5000系5003と特別列車が6000系6003ということで、全て末尾「3」の編成を揃えてありました。神戸電鉄を代表する4種類の「顔」です。お客さまで賑わっていたのですが、この写真では分かりませんね~。

ちょっと遠景にしてみました。多くの家族連れのみなさん、愛好家のみなさんが思い思いに写真を撮っておられます。台風直前でしたが、時おり晴れ間も見えるまずまずの天気で良かったです。

さてさて、山陽電車のイベント、恒例の「山陽鉄道フェスティバル」10月25日(土)の開催ですので、こちらも是非足を運んでみてくださいね。会場は東二見車両工場(東二見駅下車)です。



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「松風こみち」から鶴林寺公園の蒸気機関車「C11」を訪ねる。

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別府鉄道が国鉄高砂線に接続していた野口駅。両線が廃止された今となっては、そこに鉄道があったことさえ感じさせません。む~さん&む~さんパパ、夕暮れ時に山陽電車の別府駅から野口駅跡まで歩いてきましたが、ここから一体どうするつもりなのでしょう。

「松風こみち」。こういったモニュメントがなければここに2本も鉄道が通じていたとは想像が付かない場所です。む~さん親子、もと来た道を別府駅まで戻るのも何となく「しんどい」話なので、今度は高砂線の跡地をたどることにしました。

む~さん、だいぶ歩いたはずですが、ずんずん進んでいきます。

鶴林寺のそばまでやって来ました。廃線跡は道路に転用され、さらに歩道など遊歩道として整備され完全に消え去っています。

鶴林寺公園。蒸気機関車C11が保存されています。C11は旧国鉄を代表するタンク機関車で381両が製造されました。381両のうちの「331番」というからには、かなり後になって作られたもののようです。案内看板には「製造初年 昭和7年」などと書かれていますが、この331号は昭和21年に日本車両(愛知県)で生まれ、少なくとも昭和25年から廃車になった昭和47年まではずっと姫路第一機関区に配置されていた生え抜きの機関車で、播但線でC11のさよなら列車を牽いたということです。C11と言えば映画やドラマなどで登場する大井川鉄道の227号機が有名です。

鶴林寺の東門。黄色い塀に5本の線が入っています。「定規筋」というもので、5本線は最高の格式を示しているということなのですが、実際5本以外のものは見つけるのも難しいそうで・・・。お寺の参拝は次の機会ということにしましょう。

高砂線が山陽電車をくぐっていた場所。見事なうろこ雲が秋を感じさせます。ちょうど3両編成の普通列車が築堤を上って来ました。



本当は高砂線に接続する未成線を探訪するつもりだったのですが・・・。クリックにもご協力願います。
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