木々も色づき始めたころ、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。
近鉄奈良駅
神戸から直通の列車で到着したのは近鉄奈良駅。
今回は奈良の町を歩いてみたいと思います。
東大寺と三笠山
日本人や外国人の観光客で賑わう通りを歩いていくと、展望台のある休憩施設がありました。展望台からは東大寺の南大門や大仏殿、三笠山を眺めることができました。今回は東大寺を目指して歩いていきたいと思います。
説明するまでもありませんが、奈良は古代に日本の都が置かれた古都です。京都の長岡京への遷都後、都としての街は失われてしまいましたが、遷都後も残された寺院の門前町として、中世まで日本第二の都市として栄え、北の京都に対して「南都」と呼ばれてきました。現在でも国内外の多くの観光客が訪れる観光都市です。
東大寺南大門
名物の鹿を避けながら歩いていくと、東大寺南大門にたどり着きました。東大寺といえば大仏殿の大きさがどうしても印象に残るのですが、南大門も相当な大きさです。門の左右には国宝の金剛力士像が納められています。
鹿の喧嘩
南大門の傍に人だかりがあるので何かと思ったら、鹿が頭を突き合わせて喧嘩していました。奈良の鹿といえば鹿せんべいをねだるばかりと思っていましたが、こうした姿を見るとやはり野生動物なのだなと思います。
南大門をくぐって大仏殿へと向かうことにしました。
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