せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

生駒山地の麓・石切を歩いて(中編)

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こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。
前回に続いて、少し足を延ばし、生駒山麓の石切を歩いてみたいと思います。

石切劔箭神社

賑やかな門前町を通り抜けると、石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)に着きました。境内への入り口には絵馬殿がそびえています。

境内へ

絵馬殿をくぐると、本殿へ向かって参道が伸びています。

石切劔箭神社の創建時期は記録が焼失してしまったために詳しくはわかっていないそうですが、はるか古代に遡るともいわれています。祭神の饒速日尊は神武天皇の東征の際に功績あったとされ、もとは生駒山中に祀られていました。現在はでんぼ(腫物)の神様とされていて、近隣だけでなく関西の各地から多くの人が参拝に訪れています。

石切劔箭神社の境内

境内は多くの参拝客で賑わっていました。この神社で特徴的なのは本殿と百度石の間を往復する百度参りで、この時も参拝客が列をなして境内を往復する姿が見られました。

境内を歩く

本殿の奥には社務所や穂積殿という建物が連なっています。複雑に入り組んだ建物が渡り廊下で結ばれていて、ちょっと不思議な空間に迷い込んだような気分になります。

生駒山麓の街中に佇む古社・石切劔箭神社、次回ももう少し歩いてみたいと思います。

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