せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

姫路・総社を訪ねて(後編)

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こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。
前回に続いて、姫路を歩いてみたいと思います。

播磨国総社

姫路城から歩いて着いたのは播磨国総社こと射楯兵主神社です。

播磨国総社の境内

境内は広々としています。

播磨国総社こと射楯兵主神社の始まりははるか古代にさかのぼります。現在の姫路市内に射楯大神と兵主大神を祀る社がそれぞれ創建され、平安時代には合祀されたと考えられています。養和元(1181)年には播磨国16郡の174座の大小明神を合祀し、「総社」と称されるようになりました。

三ツ山大祭

播磨国総社といえば、境内に巨大な置山が設けられることが印象的な「三ツ山大祭」「一ツ山大祭」ですね。前回の平成25(2013)年の「三ツ山大祭」は記憶に新しいところです。なお、次の「三ツ山大祭」は2033年、「一ツ山大祭」は2047年なので気が遠くなりそうなくらい先ですね。

姫路城城下町発掘調査

播磨国総社から南へ歩くと、道路工事の現場が現れました。ただし、少し様子が違うようで…。こちらでは工事の発掘調査で姫路城中堀の跡が出土したそうです。ビルが建ち並び都会の景色の姫路の街中でこんな景色に出会うと、姫路の長い歴史を感じさせますね。

新年早々また大変な事態となりました。お出かけをとはいいにくい状況ですが、身近な街角にもこうして歴史が息づいています。是非この機会に身近な歴史スポットにも注目をしてみてください。

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