せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

御坊の街・亀山を歩いて(前編)

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暑さの中に秋の気配も感じるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

亀山駅

山陽電車で着いたのは姫路から二駅の亀山駅

亀山駅の駅舎

駅舎は近年リニューアルされて落ち着いた雰囲気です。
ちなみに「亀山」という駅名は台湾・宜蘭県の台湾鉄路宜蘭線にもあり、2014年に山陽電車と台湾鉄路は姉妹鉄道協定を結んでいます。

亀山御坊

駅の東側に歩くと、住宅地の中に長い塀が続いています。こちらは「亀山御坊」こと亀山本徳寺です。

亀山は姫路城の南側、今の山陽姫路駅の辺りにあった飾磨津門と姫路の港として栄えていた飾磨を結んでいた飾磨街道沿いの街です。街道沿いの街としての一面ももちろんありましたが、象徴的なのがこの亀山御坊です。近代に都市化が進むまで、この周辺は街道沿いを除いて田んぼが広がっていましたが、この亀山御坊を中心とした一角は門前町として古くから栄えていました。

亀山御坊へ

門前に出ると、非常に大きな構えで迫力がありますね。
亀山御坊は中世以降、浄土真宗本願寺派の播磨における中心として非常に栄えていました。その雰囲気は今なお感じることができますね。

次回は亀山御坊を見ていきたいと思います。

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