せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

明石・王子を訪ねて(前編)

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元号が変わり、お正月のような気分もするこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

西新町駅

今回降り立ったのは山陽電車の西新町駅
2015年に高架化されたばかりで、真新しい駅舎が眩しいですね。

われらがふるさと王子

駅前には新しい石碑がありました。
この辺りの今の地名は「西新町」ですが、以前は一帯が「王子」と呼ばれていました。

王子神社

交通量の多い国道を渡り、住宅街の中に入ると公園と神社がありました。こちらは王子神社です。

王子神社の創建時期はわかっていないようですが、はるか古代の5世紀後半、のちに顕宗天皇仁賢天皇となる二人の皇子が東播磨に逃れた際にこの地に身を寄せたという伝説から、両天皇を祀る神社とされています。はっきりとした記述は見当たらなかったのですが、この伝説が「王子」の地名の由来になったのでしょうか。

境内の桜

神社の前は公園になっていて、訪れた時はまだ桜の花が残っていました。園内にあった白平大明神の朱塗りの鳥居と桜の花のコントラストが美しいですね。

明石の市街地の一地区のようで、実は古い歴史を持つ王子地区。次回、もう少し歩いてみたいと思います。

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