せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

街道と厄神の里・多井畑を訪ねて(前編)

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新年明けましておめでとうございます。
今年も山陽沿線ブログ「せっつ・はりま歴史さんぽ」をよろしくお願いいたします。

多井畑厄神停留所

新年の最初に山陽須磨の駅前からバスに乗って訪れたのは多井畑厄神

多井畑厄除八幡宮

バス停の前には鳥居がそびえています。こちらは多井畑厄除八幡宮。神戸の近辺では「多井畑厄神」として非常に知られた神社です。初詣に行かれた方・これから行かれるも多いのではないでしょうか。

多井畑厄神の境内

多井畑厄神の境内は古い神社らしく落ち着いた雰囲気です。

多井畑厄神の歴史は古代にさかのぼります。神護景雲4(770)年に疫病が流行、それを鎮めるために機内10か所に疫神を祀ることになりました。摂津と播磨の国境に位置するこの地もその一つで、石清水八幡宮が勧請されて八幡宮が創建されました。創建の由緒から、厄除けの神とされるようになり、日本最古の厄除けの霊地とも言われています。

多井畑を見下ろす

多井畑厄神からは多井畑の集落を見下ろせます。

今では厄神さんがあることで知られている多井畑ですが、かつてはこの地を山陽道が通り、街道の町としても栄えていました。多井畑厄神を後にし、次回は多井畑を歩いてみたいと思います。

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