せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

姫路城天守閣に登る(後編)

投稿日:



こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。
前々回・前回に続いて姫路城に登ってみたいと思います。

はノ門

西の丸から天守閣へ向かうことに。
坂道を上ってたどり着いたのははの門です。
天守閣に近づいたせいか、石垣に囲まれた門は見るからに強固です。
敵が攻めてきた際は両側の石垣を崩して門を石で埋めてしまえるような造りになっているとのこと。

姥が石

さらに門をくぐって天守台の下に着きました。見上げると、石垣の中に金網をかけられた白い石がありました。こちらは姥が石です。姫路城の築城時、資材の石が足りずに困っていた秀吉のもとへ、城下に住む老婆が石垣に使ってほしいと石臼を差し出したとの伝説がある石で、その後、他にも石の寄進が相次ぎ姫路城は無事に完成した…というのですが、この石垣が築かれたのは池田輝政の時代ですからこの伝説が本当なのかどうかはよくわかりません。

破風の内側
いよいよ天守閣へ入ります。急な階段はまだまだ混雑していますが、城の中をゆっくり見るのにはある意味ちょうどいいのかもしれません。
以前訪れたときはあまり気にしていなかったのですが、屋根の破風を内側から眺めるとこんな感じです。

最上階

階段を登り最上階に辿り着きました。小さな窓からは姫路の街を望むことができます。前回、私がこの景色を眺めたのは「天空の白鷺」からですから、久しぶりの眺めです(みなさんの中には既に訪問済みの方のいるのでしょうが)。

桜門橋より天守閣を眺める

天守閣を出て、大手門の外の桜門橋越しにお城を眺めてみました。
平成の大修理完了から二年弱、お城をゆっくりと見学できるようになってきました。
気が付けば桜の季節ももうあと少しですね。
晩冬・早春のお出かけに、美しい姫路城を訪ねてみませんか。

ランキングに参加しています。
お出かけ前にクリックをお願いします!
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへ
にほんブログ村