こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳守です。
新・西新町駅が完成して一週間経ち、もはやという時期になってしまいましたが、引き続き、「西新町駅付近高架化完成記念ウォーク」を歩いて行くことにします。
明石川
山陽明石駅を過ぎ、明石川を渡ることに。少し離れた山陽電車の線路沿いには真新しい高架橋がそびえていました。写真では見えませんが、新高架橋の北側にある橋は今回の切り替えで「廃線」となりました。新旧の光景が見られたのも今の時期ならではですね。
西新町駅付近
明石川を渡って程なく、西新町駅付近に。地上を走る線路の傍らには高架橋がそびています。線路の上には国道の仮橋の残骸が残されていました。ちょうど、直通特急が踏切を通過していきます。
新高架橋へ
西新町駅の西側から、案内に従って新高架橋の上に。まだコンクリートが真っ白の線路が続いています。
前回、戦前の山陽電車の経路変更について見ていきましたが、二度目の経路変更は平成3(1991)年の明石市内連続立体化の第一期工事によるもの。この経路変更で人丸前駅と山陽明石駅は現在のような高架駅になりました。山陽明石駅はこの高架化で大きく場所を変えることになりましたが、旧駅の場所はその後の再開発によって今に残る痕跡はほぼありません。
新・西新町駅
高架橋を歩いて新・西新町駅へ。
真新しい駅は待合室やエレベーター、エスカレーターが完備され、なかなか豪華な設備が整っています。
今回の高架化は明石市内連続立体化の第二期工事によるもので、昭和53(1978)年の事業開始から38年をかけて開業したことになります。そうして見てみると、駅も単に真新しいのが気持ちいいだけでなく、感慨深いものがありますね。
地上線を行く直通特急
新・西新町駅のホームからは地上線を見下ろすことができました。
ちょうど直通特急が通過していきます。まだ切り替えから日も浅いので実感はありませんが、高架橋と地上を行く直通特急を眺めることができた日のことも、いずれは歴史となるのでしょう。
高架切り替えでにわかに注目を集める西新町駅界隈。
次回は歴史スポットも巡ってみたいと思います。
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