せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

西の比叡山・書写山圓教寺へ(前編)

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雪の舞う寒さ厳しいこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

姫路駅前

今回訪れたのは姫路。
ここから市街地の北にある書写山圓教寺を目指したいと思います。
神姫バスのバスターミナル工事に伴い移設された停留所から書写駅行きのバスに乗ることにしました。

書写山ロープウェイ

姫路駅から25分ほどで終点の書写駅に到着しました。
こちらから書写山ロープウェイに乗ることに。

書写山ロープウェイは姫路市営のロープウェイとして昭和33(1958)年に開業しました。現在は神姫バスが運行を受託しています。
ちなみに、日本で同時期に開業したロープウェイは多く、山陽電車沿線の須磨浦ロープウェイも書写山の一年前の昭和32(1957)に開業しています。ちょうどこの時期に高度経済成長の進展とともに観光需要が高まったことから、ロープウェイの建設ラッシュが起こったようです。

ロープウェイからの眺め

ロープウェイからは姫路の街並みや遠く瀬戸内海が一望できます。
残念ながら、姫路城は山の陰に当たるために見ることができないそうですが、それでも十分な絶景です。眼下には、書写山の山並みが続き、木々の合間には細い山道が見えます。ロープウェイの開業前はこの山道以外に交通手段はなかったはずですし、苦労がしのばれます。

山上駅から

数分で山上駅に到着。駅から山道を歩いていくことに。
意外と険しい山道で、なかなか大変です。道沿いには廣峯山を思い出す丁石が立ち並んでいました。
ちなみに、山道を歩くのが辛い方には山上駅付近から送迎のマイクロバスが出ています。

仁王門

木立の中に忽然と現れたのは立派な仁王門。ここからいよいよ書写山圓教寺の境内です。次回、書写山を歩いてみたいと思います。

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