せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

姫路城のお堀を歩いて(東部前編)

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秋になったと思ったら暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

引き続き、「姫路ウィーク」が開催中です!
前回まで、姫路城のお堀の西側を歩いてきたのですが、引き続き東側を見ていきたいと思います。

国道と中堀

再スタートは姫路城を望む大手前交差点から。前々回に紹介したように、現在の国道2号線は姫路城の中堀を埋め立てて拡幅を行ないました。現在でも土塁が残されています。ちなみに、国道と交差する大手前通ではこの連休の日曜日に開催された「第14回スルッとKANSAIバスまつり」のフィナーレを飾るバス車両のパレードが行われました。パレードの様子はあまQさんのブログで紹介されています!

総社門跡

国道を西に向けて歩いていくと、総社門跡に着きました。その名の通り、播磨国総社こと射楯兵主神社の南側にあります。

総社西門

総社門跡から北へ歩くと、総社西門の前に出ます。播磨国総社といえば、歴史部初活動となった三ツ山大祭が記憶に新しいですが、早いものであれから一年半が経っています。
ちょっと失礼して総社の境内を横切ることにしました。

東部中堀

総社の境内を通り抜けて大黒町交差点に出ると、水をたたえた堀が現れました。畔の柳の木が何とも優美な雰囲気です。こちらは今に残る中堀です。ここから南側は国道の拡幅工事や市街化によって堀は埋め立てられてしまいましたが、ここから北側は江戸時代の姿がそのまま残されています。

江戸の風情

城跡に建つ学校の裏手へ中堀は続いていきます。
石垣の向こうに建つ建物こそ変わってしまいましたが、石垣と堀が織りなす穏やかな景色は江戸時代のままなのでしょう。西部とはまた違った風情があります。

穏やかな景色を眺めたところで次回へ続きます。
もう少し、姫路城のお堀を巡ってみましょう。

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