せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

亀山御坊を訪ねて(前編)

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入梅の候、皆様方におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
山陽沿線歴史部の内膳正です。

近畿地方では早くも梅雨入りしたものの、なぜか晴天が続いていて、この季節らしからぬお出かけ日和ですね。
そんな梅雨の合間に、今回は姫路の亀山御坊へ行ってみました。

亀山駅

スタートは姫路から二つ目の亀山駅。
この駅は戦前までずばり亀山御坊駅という駅名でした。
その名の通り亀山御坊のすぐ裏手にあります。

屋台蔵

いざ亀山御坊へと行きたいところですが、駅前に早速気になるものが…。
調べてみると、こちらは手柄の生矢神社の秋祭りで使われる屋台が収められた屋台蔵とのこと。扉にあしらわれた紋章は「丸に並び矢」「丸に三本杉」と呼ばれる生矢神社の神紋だそうです。
生矢神社はここから徒歩15分程の手柄山麓にあります。毎年10月に秋祭りが執り行われ、周辺の亀山飯田手柄栗山の4ヵ村から屋台が出て生矢神社まで練り歩くとのことで、当日は大変な賑わいだそうです。

五条築地

駅から路地を歩いていくと、現れたのが五条築地と呼ばれる立派な土塀。
この土塀は近世に造られたものを近年再建したもので、創建当時のものではないようなのですが、なかなか重厚な雰囲気です。土塀の向こうに今回の目的地・亀山御坊本徳寺が見えてきました。

亀山御坊へ

参道に回り込んでみると、正面にはそびえたつ堂宇。
なかなか立派でたじろいでしまいますが、入っていきましょう。
というわけで、次回に続きます。

さて、この亀山御坊の歴史にはある人物の政策が大きく絡んでいます。その人物とは…? わかった方、何も賞品はありませんが、ひとまず↓のボタンをクリックをお願いします。

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